道路

平成30年度社会実験実施結果一覧

申請団体 社会実験の内容 結果概要
北海道札幌市 快適なバス待ち環境の実現と良好な歩行空間を創出するために、民間商業施設と連携した観光貸切バス乗降所の設置、および歩道上の駐輪車を駐輪場へ誘導を行い、その有効性について検証しました。
福島県福島市 東北中央自動車道沿線地域を活性化するために、「道の駅」の連携と高速道路利活用を通じた広域観光周遊、及び各「道の駅」をゲートウェイとした地域内周遊の試行を行い、本格実施に向けて解決すべき問題点を抽出し、対応策の有効性を検証しました。
東京都新宿区 新宿駅東口地区における賑わい空間を創出するために、荷さばきの集約化や地区内に流入する交通量、路上駐車等を減少させるとともに、車道の一部にストリートシーツを設置することによる歩行者空間の拡充の有効性について検証しました。
埼玉県川越市 自転車、および歩行者の移動動線の実態を把握し、交通をコントロールする政策を立案するために、BluetoothやGPSを活用して取得したデータの有用性を検証しました。
新潟県村上市 高速道路無料区間における荒川パーキングを活用し、道路利用者に有効な交通、及び観光情報を提供するために、デジタルサイネージなどのICTを利活用した効果的な情報提供方法やゆとりある運転に繋がる「休憩機能」の強化に加え、「地域連携機能」を補完するための物販施設の必要性について検証しました。
静岡県三島市 「箱根八里」の一体的な周遊観光の促進、及びサイクリストを増加させるために、自転車利用者向けのルートを設定し、「箱根八里」がサイクリストを受け入れるための施設やSNS、HP等を活用した情報の必要性について、FS(実行可能性調査)を実施しました。
京都府京都市 直接埋設方式の実用化に向け、常設作業帯のコンパクト化を行うために、通信ケーブルの損傷具合、EPSブロックの劣化、変状、及び地中探査システムの信頼性を検証するとともに、連続溝掘削機トレンチャーを用いた掘削を行い、トレンチャーの施工性を検証しました。
奈良県 快適な移動環境を創出し、地域住民や観光客の満足度を向上させるために、駐車場の満空情報やバスの運行情報を提供することによる渋滞緩和効果、駐車場を完全予約制とすることによる改善効果、および交通量データの収集方法について検証しました。
島根県大田市 移動制約者の移動方法を改善し、観光地の魅力を向上させるために、電動小型低速車等のスローモビリティを活用した交通サービスの提供による観光地型トランジットモール的空間の導入可能性や移動制約者向け観光交通、歩行者、及び自転車が混在した道路空間の安全性について検証しました。
高知県中土佐町 外国人観光客の受け入れを実現するために、クルーズ船スタッフを対象にした中土佐観光に関するアンケート調査に基づき、クルーズ船寄港地観光の候補施設の抽出や課題の整理を行い、次年度に取り組むべき施策について、FS(実行可能性調査)を実施しました。
佐賀県佐賀市 市道三溝線において、歩行者と自転車のための快適な道路空間を提供するために、現行4車線の車道の一部を自転車道に変更し、交通への影響及び効果を「実験による本線及び周辺道路の交通量変動の把握」、「自転車走行空間の利用率」、「通行の快適性の向上」、及び「シェアサイクルの利用者動向」の観点から分析し、今後の再整備の方策について検証しました。
佐賀県鹿島市 市内観光客の増加、及び観光地を活性化するために、重点「道の駅」鹿島を含む鹿島市内の主要観光地(祐徳稲荷神社、肥前浜宿)間や鉄道駅を結ぶ周遊バスを運行し、利用者アンケートを行い、周遊バスの有効性について検証しました。
大分県杵築市 自転車利用を念頭にした道路環境を整備するために、レンタサイクルを使用したモニターツアーを実施し、アンケート調査等により、満足度や運用課題について検証しました。

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