センサスとはどんな調査ですか?


 自動車はとても便利な乗り物ですが、自動車を使うことで「渋滞、温室効果ガスの排出、交通事故」など、さまざまな問題が起こっています。
 道路交通センサスは、日本全国の道路や交通状況、自動車の利用状況の調査です。
 調査の結果は、渋滞、温室効果ガス、交通事故などの問題への対策や、将来のまちづくり・みちづくりなどに役立てていきます。

調査内容

 道路交通センサスでは、自動車がどこからどこへ移動しているのかを調べる「OD調査」を実施します。

 OD調査

自動車がどこからどこへ移動しているかを調べる調査です
 オーナーインタビューOD調査 車を所有する方や使用する方に対し、車の利用状況についてアンケート調査を行います
 高速OD調査 高速道路を利用された方を対象に、インターネットによるアンケート調査行います
(11月6日〜11月30日)
高速OD調査は、東日本高速道路梶A中日本高速道路梶A西日本高速道路鰍ェ調査主体となり調査を実施しています。

 「OD調査」の他に、道路の交通状況や施設状況を把握する「一般交通量調査」も行っています。

 一般交通量調査

道路の交通状況や施設状況を把握する調査です
 道路状況調査 車線数、車道幅員、交差点数等の道路の状況を調べます
 交通量調査 道路上の調査地点を通過する車の台数を数えます
 旅行速度調査 道路を走行する自動車の平均速度を調査します


調査の実施経緯

 道路交通センサスが初めて行われたのは昭和3年で、現在の一般交通量調査に相当する調査を概ね3〜5年毎に実施してきました。
 OD調査は昭和33年に一部地域で初めて実施され、昭和46年に全国規模に拡大、昭和49年から休日調査が一部で実施され、平成2年より平日と同規模の休日調査を行うようになりました。
 平成に入ってからは、2年、6年、11年、17年に一般交通量調査とOD調査を実施し、これに加えて平成9年に中間年調査として一般交通量調査のみを実施しました。




平成22年度 道路交通センサス