(1)指標の動向 |
| ■ |
住民生活の利便性の向上、地域経済の活性化等を図る
住民生活の利便性の向上、地域経済の活性化等のためには、地域間を結ぶネットワークの整備が重要であり、隣接する地域の中心の都市を結ぶルートである「地域間交流ルート」の重点的な整備が必要。 |
【隣接生活圏を結ぶルート概念図】 |
■ |
平成15年度は地域間交流ルートの整備の目標を概ね達成
平成14年度初期値72%から、平成15年度目標値73%(新たに6ルート改良)の目標に対し、実績値73%(新たに5ルート)に向上。 |
 |
(2)達成度報告(昨年度の成果) |
| ■ |
新たに5つの地域間交流ルートを整備
平成15年度は、2次生活圏の中心都市8市1町に関連する「地域間交流ルート」について、新たに5ルートの整備を完了したことにより、地域を結ぶルートの走行性、安定性を高め、通勤、通学、医療、福祉、防災、観光支援等生活の利便性の向上が図られた。
全国では、「地域間交流ルート」が72%(522ルート)から73%(527ルート)まで向上が図られた。 |
(3)業績計画(今後の取組み) |
| ■ |
平成16年度も引き続き住民生活の利便性の向上、地域経済の活性化等を図る
平成16年度は、新たに6ルートの「地域間交流ルート」について重点的に整備を促進し、全国で74%(533ルート)を確保することを目標としている。
|
H14実績 |
H15目標 |
H15実績 |
H16目標 |
H19目標 |
72% |
73% |
73% |
74% |
約77% |
|
|
|
■中国地方での整備事例(平成15年度)
●整備効果 鳥取県倉吉(くらよし)市と岡山県津山(つやま)市間を連絡する一般国道179号奥津(おくつ)〜上斎原(かみさいばら)バイパスの整備により、線形不良、隘路区間、事前通行規制区間が解消され、安全で安心に通行できるルートとなるとともに、両市間の所要時間は約30分短縮された。また、上斎原村及び奥津町は、三次医療施設(津山中央病院)からの1時間圏域となり、質の高い医療サービスの享受が可能となった。 ※事前通行規制区間の解消はH17年度を予定 |
三次医療施設への1時間到達エリアの拡大
 |
|
|
|