・1日12千台の自動車が利用する一般国道56号の中土佐町久礼(くれ)では、大雨時の土砂災害から通行車両を守るため、連続雨量が300mmを超えると通行規制を実施
・昭和51年の指定以降、これまでに29回、延べ382時間の事前通行規制が行われ、幹線交通が長時間に渡ってマヒ
・常時、安全な通行を確保するため、斜面の防災対策などを推進し、平成15年5月、27年ぶりに規制を解除
・大雨でも通行止めがなくなり、いつでも安全に通行可能
■沢田五十六・中村市長の話
県中央部と幡多地域を結ぶ唯一の幹線道路の安全性がある程度確認された。(地域が)閉ざされる危険性が少なくなるのはうれしい。これは経済効率の問題だけでなく、救急搬送など幡多地域の住民にとって、基本的な生活が満たされるかどうかにかかわる。
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