(8)その他 北海道 データまとめ 平成17年 地域経済
北海道縦貫自動車道 (S62美唄・S63滝川・H元深川・H2旭川鷹栖・H12和寒・H14士別剣淵 開通)
首都圏市場で消費される夏場のダイコンを安定供給
・従来、北海道の農産品は各産地から個別出荷し、首都圏からの多品種・小ロットの急な注文への対応や輸送コスト削減などが課題であった。

・こうした課題を解決するため、農産品を札幌に集約し、共同出荷をおこなうことで効率的な輸送体系が確立している。

・高規格幹線道路を利用した場合、共同出荷が可能な圏域は、札幌から約3.5時間圏域(荷出しの時間リミットに間に合う)であり、北海道縦貫自動車道整備によって上川北部地域からも可能となり、長ネギ、ハクサイ、ダイコン等が出荷されている。

・なかでもダイコンは、夏場に本州で不足するため価格が高騰していたが、北海道からの入荷量増加によって価格が低減した。

・このような安定供給が可能となった背景には、北海道内での高規格幹線道路整備が大きく貢献している。
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