道路局では、道路行政マネジメント研究会(座長:古川俊一筑波大学大学院教授)における有識者の意見等を踏まえながら道路行政マネジメントを進めています。一方、土木計画学等行政マネジメントに関する研究が進められている多様な分野の学会や研究委員会等へ参加し、道路行政の取組みの紹介や、学と民との連携を積極的に図っているところです。
例えば、「社会基盤の政策マネジメント研究小委員会」(下欄参照)においては、道路行政の取組みを紹介するとともに、道路以外の分野での取組みや研究報告等を含めた幅広い情報収集と意見交換を行い、今後のさらなる多様な取組みに向けた検討の参考にしています。
【社会基盤の政策マネジメント研究小委員会】
平成16年11月に土木学会・土木計画学研究委員会に設置された小委員会であり、学・民・官の研究者および実務者により構成されています。小委員会では、アウトカム指標のあり方やアウトカム指標にリンクした政策立案の具体的方法等、社会基盤施設に係る政策のマネジメントシステムに関する諸々の事項を対象に研究を行っています。
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また、先進的に行政マネジメントに取り組んでいる米国、英国等諸外国との意見交換も積極的に行っています。平成16年3月に来日したワシントン州交通省長官を中心とした米国・交通システム業績評価国際調査団がまとめたレポートでは、日本の道路行政における取り組みが紹介され、特に事後評価の実施や3Dマップ等、表現方法の工夫に関して高く評価されています。
道路局では英語版のホームページも作成しており、国内のみならず海外に向けても幅広く情報提供を行っています。
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 米国調査団のレポート(H17年2月) |