○全国のETC利用率が50%を突破しました
| 平成13年3月から全国63料金所でETCの一般運用を開始して以降、ETCをご利用される方が着実に増えてきました。
その結果、平成17年9月30日から10月6日までの全国のETCのご利用が週平均値で50.2%となりました。首都高速では60%を超える利用率となっています。平成16年10月の全国の利用率21.7%に対し、1年間で約2.3倍増加と急速に普及が進んでいます。
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ETC利用率(平成17年9月30日−10月6日平均)
| 東日本高速 | 中日本高速 | 西日本高速 | 首都高速 |
阪神高速 | 本四高速 |
全 国 |
ETC利用台数 | 約 1,019,100 台/日 | 約 764,600 台/日 | 約 866,100 台/日 | 約 696,200 台/日 | 約 417,700 台/日 | 約 43,400 台/日 | 約 3,807,100 台/日 |
(通行総台数) | 約 2,109,800 台/日 | 約 1,431,200 台/日 | 約 1,953,400 台/日 | 約 1,155,900 台/日 | 約 844,300 台/日 | 約 82,900 台/日 | 約 7,577,400 台/日 |
ETC利用率(%) | 48.3% | 53.4% | 44.3% | 60.2% | 49.5% | 52.4% | 50.2% |
○ETC利用の増加により、料金所における渋滞がほぼ解消
| ETCの普及に伴い、料金所における渋滞がほぼ解消しています。平成17年9月の首都高速道路本線料金所の渋滞は、平成14年9月と比較して9割以上減少しています。ETCを利用される方はもちろんノンストップ通行で便利に、ETCを利用されない方も渋滞から解放され、料金所の通過が便利になっています。渋滞の緩和により、料金所周辺の環境改善にも寄与しています。
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○平成18年春までにETC利用率約70%(首都高速、阪神高速約85%)を目標に、引き続きETCの普及促進に努めてまいります
| ETCを利用される方へさらなるサービス向上を図るため、引き続き、以下の施策等を実施し、ETCの普及促進に努めます。
1.多様な料金割引の実施
首都高速、阪神高速では、曜日別や時間帯別による割引や利用頻度に応じた割引が導入されています( 参考1参照)。
2.ETC車載器リース制度の実施
3.二輪車ETCの導入に向けた対応
首都圏の一部区間において、新たに一般のライダーを対象としたモニターを募集し、走行を開始する予定です。モニターの募集方法等につきましては、準備が整いしだいお知らせいたします。
4.クレジットカード以外の決済方法の導入
あらかじめ保証金(デポジット)を預託していただいたうえで、通行料金を金融機関の口座から引き落とす方法による新たなETCカードを11月より本格的に導入します。
5.ETC専用レーンの増設、カード有効期限切れ予告アンテナの整備
利用率の増加に伴い、料金所におけるETC専用運用レーンを、順次、増設します。また、カード未挿入やカード有効期限切れを料金所手前で事前にお知らせする予告アンテナの設置を進めます。
6.セットアップ情報発行料の還元キャンペーンの継続
(財)道路システム高度化推進機構が発行するセットアップ情報の発行料の還元(通常525円⇒0円)キャンペーンを、平成17年末まで継続いたします。
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