自転車施策先進都市の紹介 

ねりまく(とうきょうと)

2.基本方針

 練馬区では、自転車を主要な都市交通として位置付け、交通需要マネジメント(TDM)の視点に立って他の交通手段と均衡のとれた自転車利用を促進する『適正利用』を推進しています。
 この基本理念のもと、レンタサイクル事業の充実・発展と、自転車走行空間等の整備を行なうことにより、自転車利用の利便性・快適性の向上を図り、自転車を都市における地区交通として確立します。

 コンセプト

 練馬区では、「ねりまタウンサイクル整備計画」に基づき、平成4年度から都市型レンタサイクル事業を推進しています(現在6駅6施設)。さらに、レンタサイクル施設間の相互利用(乗り捨て利用)によって自転車を面的な都市交通とする『コミュニティサイクルシステム』の実現を目指しており、石神井公園を中心とする地域をモデル地区としています。そこで、同地区においてコミュニティサイクルを事業化するとともに、併せて自転車走行環境(道路)の整備を行ない、自転車でふれあう身近な街“自転車の利便性が高いコミュニティ”を形成します。

 目標年次

 西武池袋線石神井公園駅と西武新宿線上石神井駅を結ぶ主要路線となる石神井公園付近の道路環境整備を平成13年度から開始して、平成18年度までにモデル地区内をネットワークする全路線について概成させます。
 また、「ねりまタウンサイクル整備計画」に基づいて新たにレンタサイクルポートを設置するとともに、モデル地区において平成16年度を目途にレンタサイクルポート間の相互利用を可能とするコミュニティサイクルシステムを導入し、将来的には区内全域の自転車交通ネットワークの形成を目指します。

 

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