道路占用許可申請手続の電子化について


 建設省道路局では、平成12年度中に、全国の直轄国道において、公益事業者が道路占用許可申請をインターネットを利用した電子化システムにより行うことを可能とすることとして準備を進めている。
これは、我が国の社会全体及び行政における情報化の動向等を踏まえて行われるものであり、これに先立ち、同局路政課では、「道路占用許可申請手続の電子化研究会(委員長 浅野孝夫中央大学理工学部情報工学科教授)」を組織し、パイロットシステムによる実証実験も行って検討を進めた。(同研究会の最終報告(平成12年3月)については、後掲のとおり)
 また、同課では、道路占用許可申請手続の電子化が近い将来に都道府県道や市町村道についても実現することを期待しており、更に検討を行っていくこことしている。

(電子化により期待される主な効果)

  1. 占用事業者(申請者)側
    •  申請書提出、許可書受取等の都度、道路管理者の窓口まで往復することが不要となるばかりでなく、24時間提出も可能となる。
    •  占用事業者内の関係システムとの連動が可能となる。
    •  申請データの保存・再利用の促進により、同種申請における申請書作成が容易になる。
  2. 道路管理者側
    •  電子化率が向上すれば、申請受付窓口業務の効率化が図られる。
    •  申請データを利用した占用料計算が可能となる。
    •  占用事業者からの着手届、完了届に連動し、進捗管理が容易にできるようになる。


(電子化による手続の流れ)

電子化による手続の流れ



問い合わせ先
道路局路政課道路利用調整室
建設専門官 瀬之口紀夫
TEL 03-3580-4311(内線 3568) 直通 03-5251-1892

※道路占用許可申請手続の電子化研究会最終報告(概要)



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