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無電柱化の手法
手法・工程
無電柱化の手法
無電柱化の整備手法は、「電線類地中化」と「電線類地中化以外の無電柱化」に大別されます。
1.地中化による無電柱化
地中化手法の変遷
歩道幅員が広く、電力や通信の需要が大きい地域を想定した手法から徐々にコンパクト化を図っているが、現場対応として限界にきています。
電線共同溝方式(イメージ)
電線共同溝方式は、道路の地下空間を活用して電力線、通信線等をまとめて収容する無電柱化の手法です。沿道の各戸へは地下から電力線や通信線等を引き込む仕組みになっています。
必要な設備の解説は
こちら
2.地中化以外による無電柱化
軒下配線方式
無電柱化したい通りの脇道に電柱を配置し、そこから引き込む電線を沿道家屋の軒下または軒先に配置する手法です。
裏配線方式
無電柱化したい主要な通りの裏通り等に電線類を配置し、主要な通りの沿道の需要家への引込みを裏通りから行い、主要な通りを無電柱化する手法です。
3.地上機器の設置の工夫
地域住民と連携して、地上機器(トランス)を民地等に設置することにより、良好な景観が形成されるとともに、快適な道路空間が創出されています。
<看板で目隠を行い、景観に配慮した事例>
<トランスの周りを囲い、家屋と一体化した事例>
<沿道家屋の庭に設置し、植栽で隠した事例>