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ESTモデル事業を見る/地域からさがす

柏市・流山市

目標と効果

CO2削減目標値及び削減実績値(目標値・実績値:t-CO2/年)
施策名 H17 H18 H19
目標値 実績値 達成率
(%)
目標値 実績値 達成率
(%)
目標値 実績値 達成率
(%)
(1)つくばエクスプレス開業 2950 91 -305
(2)PTPS導入 13 13 13 100
(3)CNG車導入 26 41 39 95
(4)駐輪場整備事業 19
(5)コミュニティバス事業 49
(6)パーク&ライドの平日定期導入 -42

注)CO2削減実績値は柏市・流山市の推計による

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目標値の算定方法

つくばエクスプレスの開業(H17.8.24)に伴い,変化する交通流動がどのくらいなのか,手探りで目標を設定したものであり,現在行なわれている駅周辺のまちづくりの進捗によるCO2の増加を,交通の面から抑制することを目標としている。

1年目

柏・流山市内の駅利用者1%増加

設定根拠 つくばエクスプレス(以下TX)開業が影響すると考えられる駅の1日当たり乗降者数は,688,647人(H16)

TX開業に伴い,電車利用者の利用路線が変わるだけでなく,他の交通手段から電車への利用転換が図られることを期待し,1%(約7,000人)増加を設定した。

2,3年目

バス利用者1%増加

設定根拠 TX開業に併せて,バス路線の再編を行ったことと,TX開業による電車への利用転換による増を1年目で1%見込んでおり,バス路線再編効果と駅利用者増加割合と同程度(1%)の増加を期待した。

自転車駐輪場契約台数1%増加

設定根拠 TX開業による電車への利用転換による増を1年目で1%見込んでおり,駅利用者増加割合と同程度の増加を期待した。

CNG車導入5%増加

設定根拠 平成16年度末までに柏市内においてのCNG導入が134台であったため,公用車で年間約6~7台の導入を目標とした。

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CO2削減量の算定方法
1)運輸部門(自動車)からのCO2排出量

運輸部門のCO2排出量は、平成16年度が747,190t-CO2、平成17年度が718,096t-CO2、平成18年度が712,049t-CO2と減少してきており、過去1年間では6,047t-CO2と減少している。

運輸部門(自動車)でのCO2排出量・燃料消費量(1)(総括表)

運輸部門(自動車)でのCO2排出量・燃料消費量(1)(総括表)

※平成16年度と平成17年度は、自動車保有台数を千葉県統計年鑑より再確認し、運輸部門CO2排出量と燃料消費量を試算している。

運輸部門(自動車)でのCO2排出量・燃料消費量(2)(計算表)

運輸部門(自動車)でのCO2排出量・燃料消費量(2)(計算表)

※1 自動車輸送統計年報(平成18年度分)
※2 千葉県統計年鑑(平成18年)

※平成16年度と平成17年度は、自動車保有台数を千葉県統計年鑑より再確認し、運輸部門CO2排出量と燃料消費量を試算している。

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2)つくばエクスプレス駅端末におけるCO2排出量の試算

(1)自宅からつくばエクスプレス駅までの交通手段の推移

※1)平成17・18年度:既往の調査報告書より。
※2)平成19年度:本調査のTX利用者アンケート・問4より「自宅から駅までの代表交通手段」を整理。
※3)加重値=((平日×5日)+(休日×2日))/7日

(2)つくばエクスプレス駅端末におけるCO2排出量の試算結果(年度別試算表(1))

<つくばエクスプレス開業前(平成17年度)>

平成17年度試算結果の出典:「環境的に持続可能な交通(EST)モデル事業実施に関する調査―千葉県柏市・流山市地域-報告書」(国土交通省関東運輸局)、平成18年3月

<つくばエクスプレス開業後(平成17年度)>

平成17年度試算結果の出典:「環境的に持続可能な交通(EST)モデル事業実施に関する調査―千葉県柏市・流山市地域-報告書」(国土交通省関東運輸局)、平成18年3月 

<つくばエクスプレス開業後(平成18年度)>

平成18年度試算結果の出典:「柏市・流山市における省エネルギービジョン調査報告書」(千葉県柏市)、平成19年3月

<つくばエクスプレス開業後(平成19年度)>

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3)CNG車導入関連によるCO2排出量の試算

CNG車は、平成16年度から平成19年度末(予定)までに、15台が導入される予定で、3年間合計で39t-CO2のCO2排出量が削減されることになる。

CNG車導入台数、CNG車導入によるCO2排出削減量

※「柏市・流山市における省エネルギービジョン報告書」(平成19年2月 千葉県柏市)では、平成17年度に4台のCNG公用車を導入したことにより、10.4t-CO2/年のCO2排出量が削減された(試算値)と報告されており、この数値より削減量を試算する。

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4) コミュニティバス導入によるCO2排出量の試算

平成17年10月に導入された3ルート(江戸川台東、江戸川台西、松ヶ丘)と平成19年3月に導入されたルート(西初石)、計4ルートは、年間49t-CO2の排出削減効果があると試算された。

ぐりーんバス導入によるCO2排出量の試算 ページのトップへ戻る
5) 自転車駐輪場整備関連によるCO2排出量の試算

(1)自転車駐輪場の利用モデルの作成

  • 居住者アンケート調査により、自宅から最寄りのつくばエクスプレス駅までの距離を500m単位で区分して、年間定期利用と平日一時利用に関する利用モデルを作成した。
  • また、自宅から、つくばエクスプレス駅以外の最寄り駅からの距離、最寄りの路線バス停の有無、最寄りのぐりーんバス停の有無により、3つの補正値を作成した。
自転車駐輪場の利用モデル

(2)自転車駐車場整備に伴うCO2排出量削減効果の試算結果

自転車駐輪場整備に伴うCO2排出量削減効果(1)【】現状 柏市・流山市のトップへ戻る ページのトップへ戻る