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新潟市のエネルギー消費量および二酸化炭素排出量は、運輸部門が２～３割を占めており、都市交通において環境負荷の軽減を図っていくことが重要となっている。
しかしながら、現状では、自動車への依存が高まるとともに、公共交通の利用者数は減少が続いており、公共交通の利用促進等による過度な自動車依存からの転換や道路混雑の緩和等に向けた有効かつ総合的な取り組みにより、環境負荷の少ない都市交通の実現を図っていくことが喫緊の課題となっている。
現在、取り組んでいる都市交通政策事業のうち、環境負荷の軽減につながる各事業について、二酸化炭素排出量の削減効果やエネルギー消費の削減効果を検証するとともに、その効果の把握方法について検討することを目的とする。
また、継続的かつさらなる環境負荷の軽減に向けたより有効な交通施策について検討することを目的とする。
