協働・連携の取組み事例HOME

8.九頭竜川における取組み(福井県)

1.協働・連携体制
 「ドラゴンリバー交流会」は九頭竜川流域の個人及び市民団体等がメンバーとなって組織されており、九頭竜川水系を軸として「自然と人との共生」「豊かで活力ある地域づくり」を目的として、1995年に結成された団体である。(構成会員は個人200余名、団体60余団体)
 同交流会は、建設省、福井県等と学識経験者により組織された、九頭竜川水系の環境管理のあり方を検討する「九頭竜川水系環境検討委員会」による提言に基づき組織されたこともあり、交流会の常任委員会にアドバイザーとして建設省、福井県、福井市が参加している。また、NPO設立準備会のメンバーとしても行政が参画している。さらに様々な活動内容に対しての支援も積極的に行っている。

2.実施内容、実施状況等
 「ドラゴンリバー交流会」は九頭竜川流域の水循環の環境問題に取り組んでいる。流域で活動している各種団体により講演会(人づくり・川づくり・地域づくりシンポジウム)などを開催。
 各地域で「河川の清掃」、「川遊び」、「水質調査(子供達による)」の共同実施や活動内容のパネル展示、パンフレット・活動報告書の発刊を行っている。その他に、ドングリ運動(ドングリ拾い、播種、育苗、植樹、苗木提供)を展開している。
 

3.課題、問題点等
現在は交流会という任意団体のため、NPO法人格を取得するため準備を進めている。
財政基盤の確立が課題となっている。

4.行政(建設省・都道府県等)への期待等
事務局運営資金の助成及び事務局の無償貸与
各種取組みに応じた講師派遣


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