【佐藤審議官】
事務局の方から、今後の「次世紀の暮らしを語る懇談会」の進め方及び「サイバーネット懇談会」について説明させていただく。
【事務局】(資料−1、2、3で説明)
(資料−1)懇談会をきっかけに国民全体で日本の将来を考え、そして建設省の施策展開の一助にしようということで、「次世紀の暮らしを語る懇談会」を設置した。今回は、こういった実際の懇談会に加えて、電子媒体、インターネット上での「サイバーネット懇談会」も展開してはどうかということで、11月から場を設定している。この中には、委員の方からの専門部会、それから一般の参加もできるようなオープン部会、の2つを用意して、サイバーネット上でいろいろ意見が展開できないかということを考えている。内容については、実際のリアルな現実の懇談会とも連携しながら議論を深めていきたいと考えている。
次にホームページであるが、11月から一般公開という形で、実際にインターネット上で展開されている。この中には、これまで開催した実際の懇談会の議事録、それからサイバーネット上での専門委員からのショートスピーチ、またディスカッションの状況、こうしたものがわかるようにしてある。
具体的なイメージを説明すると、ある専門委員によるショートスピーチが載せられる。この一種の問題提起をきっかけに、専門委員の方々、一般の方からもいろいろ電子媒体上で意見が寄せられてディスカッションをしていく。これを実際の懇談会の場でも反映させて、相互に連携させていくという風に考えている。
また、現実の懇談会は、平成11年3月から11月まで6回開催して、その成果については、この3月に本として取りまとめて出版した。
(資料−2)〈ホームページへのアクセス方法・投稿方法の説明〉 建設省のホームページからアクセスしてもらうのが一番一般的かと思う。
(資料−3)実際にアクセス状況は、現在
5,000件弱である。ただ、これは1画面1件という集計になっていて、実際1回アクセスすると5画面ぐらいは飛んでいくだろうから、
1,000件ぐらいのアクセスがあったと推定される。まだ「投稿」の方は、ハッピーライフに対する意見、フリーディスカッションに対する意見、一般の方等を含めて芳しくない状況になっていて、こうした点も見せ方とか広報の仕方、そのあたりも含めて若干議論の余地があると考えている。また、ネットの投票状況も24件ということであって、一応その場はつくっているが、ネット上で議論を交えるためには、もう少し宣伝、PR等々、仕掛けが必要なのではないかと考えている。
|