会議記録

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第7回(平成12年11月20日)


7.今後の進め方と今後の予定
【事務局】
 今日いろいろご提案いただいたので、若干それも加えていきたい。「サイバーネット懇談会」自体の大きい話題については二、三ケ月ごとを1つのサイクルで考えている。例えば、今回嶌委員のテーマが「ハッピーライフ」ということだから、そういった観点から幸せに思った瞬間を委員の方、また行政の者、関係する団体から意見を出してもらうようにしたいと思う。
次のテーマは、今後の展開を見ながら、12月末ぐらいに次のスピーカーの指名をさせていただいて、違った観点から展開をしていただくという風に考えたい。
それから、ホームページの臨場感については事務局の中で相談しながら考えていきたい。 今回のホームページはどういう風につくってもらったのか。これも竹中委員の方から話が出たように、何ページかそういうことを加えるということもしたいと考えている。
リアル懇談会自体は、今後半年に1回程度開催したいと考えていて、今年度末ぐらいにもう一度できればと思っている。サイバーネット活用でどのように懇談会が盛り上がっていくのか、具体的な形にどういう風にまとまっていくのか、が今後の懇談会のポイントである。またこれも来年度末を目途に、第2版としてまとめていければというように考えている。

 

 
【川勝委員】
 いろいろと出てくるので、無目的に見えるけれども、フェイス・トゥ・フェイスで生きた議論をしながら、全体を編集するという仕事も必要だ。また、単にこれは目安箱でなくて、政策担当者もいらっしゃるわけだから、ひょっとすると新しい意思決定の仕方のモデルになるかもしれない。それ自体を目的にするのではなくて、あくまでそういうことになるかもしれないということだが。
 しかし、やはり差し当たっては暮らし、ハッピーな暮らし、居心地のいい暮らしということでハッピーという、人間にとって最も大事な価値を問うてみるところから行くのが、いいと思う。やがて住まいとか道とか、あるいは女性と男性というような、切り口でやっていくことも視野に入ってくると思う。我々で編集し、皆様方の意見が立体的に構成されるようにしていく仕事が次のリアル懇談会である。それなりの心づもりを皆様方にしていただきたいと思う。

 

川勝委員

【嶌委員】
 まさに「ハッピーライフ」というのは非常に抽象的に見えるのだが、そういう生活を送るためのインフラとかシステムとか、そういうことに政策としてつなげていくということを考える。恋愛したということが一番人生で楽しかった、ハッピーだった。しかし、あのときにどこかの川原ではなくて、もうちょっと別なところへ行っていたら、あの川原がもうちょっときれいだったらもっとハッピーだったとか(笑)。つまり、政策化するということはそういうことなのだろうと思う。そういう抽象的なことをもう少しリアリティのある世界につなげていくのが、今、川勝委員が言われた、いろいろな抽象的な議論を立体化していくということである。立体構成にして、それを行政にどうつなげていくか。多分そのパイプ役を我々が担うという形になるのではないかと思う。
だから、来るのは幾ら抽象的でも何でもいいと思う。それを我々が立体化するようなことを考えていけばいいのだろうと思う。そういう風にすると、何か今までにないアイデアも出てきておもしろいのではないかと思う。

 

 

嶌委員

【佐藤審議官】
 次回は3月ということを目標にして、このリアル懇談会をやりたい。

 

 
【小野事務次官】
 今日は都合により、大臣、あるいは総括政務次官が失礼をさせていただいた。引き続きまた「サイバーネット懇談会」等で活発な議論をいただき、それを少しでも具体的な政策などに反映していけるような枠組みでやっていきたいと思っている。