北海道室蘭市

白鳥大橋

室蘭のシンボル 東日本最大の吊り橋

白鳥大橋は、平成10(1998)年6月13日、積雪寒冷地の海上に架かる東日本最大の吊橋として誕生しました。白鳥大橋の構想は、昭和30(1955)年に始まり、昭和56(1981)年に事業が着手され、昭和60(1985)年に白鳥大橋の建設が始まりました。その建設はそれまで我が国で経験したことがない、気が遠くなるような難工事となりましたが、当時の関係者はそれに怯むことなく挑みました。白鳥大橋は当時の最先端技術の集大成です。積雪寒冷地では国内で初めて建設された吊橋となります。積雪・着雪状況を確認するための模型実験、白鳥大橋の基礎は地中連続壁基礎工法というもので作られており、当時は世界初のものでした。主塔は15分割されたものをブロック状にして積み上げましたが、積み上げた時のズレはわずか13mmでした。これらはほんの一例で、他にも様々な最先端技術を取り込んだのが白鳥大橋です。白鳥大橋は供用以来、室蘭地域の道路交通機能としての役割を担ってきました。これからも適切に維持管理を行うことにより、道路交通だけでなく室蘭地域のシンボルとして、益々地域の経済発展に役立つことでしょう。

主塔に登って絶景を楽しむ
普段は立入が制限されている主塔に登り、海上100mからの絶景を楽しめます。
室蘭の工場群のほか、(天気が良ければ)有珠山、羊蹄山などの大自然が360度パノラマで楽しめます。
色々な場所から見る白鳥大橋
白鳥大橋は、市内の様々な場所から望むことができ、その場所によって違った姿を見せてくれます。
ライトアップ
ライトアップの美しさは、2008年に「日本夜景遺産」に指定されたほど。

白鳥大橋
施設データ

白鳥大橋
北海道室蘭市
3径間2ヒンジ補鋼吊橋(側塔付)
中央径間長:720m 全長:1,380m
昭和60年
平成10年6月
室蘭開発建設部 室蘭道路事務所

まだまだ!
他にも魅力がいっぱい

道の駅「みたら室蘭」(白鳥大橋記念館)

展望台から橋を望めるほか、模型や建設当時の資料を展示し、一大プロジェクトの歴史を体感できます。また、2019年にフードコートがリニューアル。ご当地グルメや名産うずらの卵を使った「うずらんソフト」が味わえます。
参照:http://muro-kanko.com/visit/roadside_station.html

周辺案内・観光

白鳥大橋周辺には、北海道ならではの雄大な自然を満喫できる観光スポットがたくさん揃っています。

  • ナイトクルージング

    海から眺める夜景は格別!

    間近の夜景には圧倒される!
    室蘭の夜景の特徴は、地形に高低差があり湾状となっているため、見る場所によって違う顔を見せるところです。そして大きな魅力は、室蘭港に架かる「白鳥大橋」のライトアップ。ナイトクルージングでは東日本最大の吊り橋を通るだけではなく、場所によって変わる橋の形状の美しさを間近で楽しむことができ、その姿には圧倒されます。

    大切な人とのプライベートクルーズ
    非日常が生み出す空間は、プライベートなイベントにピッタリ。記念日のデートはもちろん、プロポーズや海上での結婚式が行われたこともあります。

    問い合わせ

    スターマリン株式会社
    TEL:0143-27-2870
    http://www.muro-nc.com/night_cruising.html
  • イルカ・クジラウォッチング

    野生の海の生物を海上からウォッチング
    室蘭周辺の噴火湾は穏やかでエサが豊富なため、イルカやクジラたちにとって子育ての場として絶好の場所なため、室蘭沖にはイルカやクジラが毎年必ずやってきます。その他にもシャチやオットセイなどに出会えることも。非常に高確率で遭遇できる6月~8月のみの運航しており、イルカの遭遇率は98%以上です。

    問い合わせ

    スターマリン株式会社
    TEL:0143-27-2870
    http://www.muro-nc.com/watching.html
  • 地球岬遊覧

    陸からでは出会えない大迫力の断崖絶壁
    目の前にそびえ立つ断崖絶壁や美しい砂浜、雄大な太平洋を眺めることができます。北海道を代表する人気観光スポット「地球岬」をはじめ、100m級の絶壁が14kmも続く海岸線は、地上からは見ることのできない絶景です。
    NHKの「ブラタモリ」で同じコースが放映され、大人気!

    問い合わせ

    スターマリン株式会社
    TEL:0143-27-2870
    http://www.muro-nc.com/sightseeing.html
  • 炭鉄港

    令和元年度、日本遺産に認定!
    本邦国策を北海道に観よ!~北の産業革命「炭鉄港」~

    北海道の近代化を支えた三都を結ぶ物語
    開拓使が設置された1869年からわずか150年という短い期間で、5万人弱だった人口が100倍近く増え、豊かな社会を達成した北海道。その歴史をひも解くと、空知(石炭)、室蘭(鉄鋼)、小樽(港湾)とそれらをつなぐ鉄道を舞台に繰り広げられた、産業革命の物語が見えてきます。「炭鉄港」とは、この三都のつながりを軸に、近代北海道の原点を再発見する取り組みです。

    室蘭の構成文化財
    【鉄鋼】
    1.旧火力発電所(日本製鋼所M&E(株))
    2.恵比寿・大黒天像
    3.瑞泉閣
    4.日本製鋼所室蘭製作所製造 複葉機エンジン「室0号」
    5.工場景観と企業城下町のまちなみ
    【港湾】
    6.旧三菱合資会社室蘭出張所
    7.旧北炭室蘭海員倶楽部
    【鉄道】
    8.室蘭市旧室蘭駅舎
    ※1・3は、一般の方は見学できません。
    ※2は、室蘭市民俗資料館で見学できます。
    ※4・7は、事前に問い合わせが必要です。

    問い合わせ

    https://3city.net/

  • 室蘭やきとり

    鳥は使わないけど「やきとり」
    1930年代に登場した室蘭やきとりは、当時鳥肉よりも手に入りやすかった豚肉と玉ねぎを使い、洋がらしを付けて食べる、鉄のまちで働く労働者たちの胃袋を支えてきた室蘭のソウルフードです。

    問い合わせ

    室蘭市経済部観光課
    TEL:0143-25-3320
    http://muro-kanko.com/eat-buy/yakitori.html
  • 室蘭カレーラーメン

    北海道第4の味を目指す
    室蘭カレーラーメンは、みそ・しお・しょうゆに続く北海道ラーメン第4の味を目指すラーメン界の新定番。スープも麺も辛さも各店の個性が際立ちます。

    問い合わせ

    室蘭カレーラーメンの会
    TEL:0143-23-0102(室蘭観光協会)
    http://muro-kanko.com/eat-buy/curry_ramen.html

アクセス情報

問い合わせ

国土交通省 北海道開発局 室蘭開発建設部 地域振興対策室
〒051-8524 北海道室蘭市入江町1番地14
TEL:0143-25-7053 FAX:0143-22-8842
E-MAIL:hkd-mr-chitaishitsu@gxb.mlit.go.jp
室蘭観光推進連絡会議(問い合わせ:室蘭市経済部観光課)
〒051-8511 北海道室蘭市幸町1番2号
TEL:0143-25-3320 FAX:0143-25-2478
E-MAIL:kankou@city.muroran.lg.jp