地域交通の持続性を確保していくためには、利便性・生産性の両面から、地域交通の「リ・デザイン」(再構築)を進めていく必要があります。この際、デジタル技術の活用は有効な手法の1つです。
地域交通分野でのデジタル技術活用には一定の進展が見られる一方、活用が進んでいない自治体も少なからず残っています。
過年度の調査では、デジタル技術活用が進まない理由として、「着手すべき取組がわからない」「取組の効果がわからない」「取組方法がわからない」などが挙げられています。
このような背景を踏まえ、本書では「地域交通の利便性向上」に着目し、デジタル技術を活用した取組を行う際のポイントを、取組事例の調査や学識経験者へのヒアリング調査、自治体との伴走型調査(実装支援調査)を基に整理しました。
地域交通分野でのデジタル技術活用をこれから進める自治体様を念頭に、基本的な知見をとりまとめています。本書が、地域のモビリティ確保の一助となれば幸いです。
〇本編