総合的な交通体系を目指して

バリアフリー・ナビプロジェクト(ICTを活用した歩行者移動支援の推進)

 
2022/3/23
 国土交通省では、歩行空間における段差や傾斜といったバリア情報や、車いすでも利用することができるエレベータやバリアフリートイレの設置位置といったバリアフリー情報を「歩行空間ネットワークデータ」として、自治体や事業者と協力して収集し、オープンデータとして様々な分野で利活用できるような環境整備を推進する『バリアフリー・ナビプロジェクト』を実施しています。
 バリアフリーデータ等の整備効率化や高度化を図ることで、高齢者や障害者(車いす利用者や視覚障害者等)をはじめ、自動走行モビリティ等の人や物がストレスなく自由かつ安全に移動できるユニバーサル社会を目指します。


 オープンデータ化された歩行空間ネットワークデータが利用されることによって様々なサービスへの活用が期待されます。図1は、歩行空間ネットワークデータを活用したバリアフリールートのナビゲーションサービスのイメージ図です。
 出発地から目的地までの道中に段差や傾斜といったバリアがないルートを選ぶことによって、車いす利用者などが、歩行時に支障がなく安全に目的地へ移動するためのルート情報の提供が可能となります。
 
図1 歩行空間ネットワークデータを活用したサービス提供イメージ
 
バリアフリー・ナビプロジェクトの概要(2017/12/1)
歩行空間ネットワークデータの概要(2017/3/1)

新着情報一覧

トピックス

「バリアフリー・ナビプロジェクト」×「移動等円滑化促進方針・バリアフリー基本構想作成に関するガイドライン」(学校連携教育事業)との連携について
アイデアコンテスト「10年後の歩行って?」(2021/12/21)
プローブ情報を活用した“通れたマップ”実証実験(2017年度)(2017/8/10)
オープンデータを活用した歩行者移動支援サービスに関する現地事業(2017年度)(2017/7/7)

 

オープンデータサイトと各種整備ツールの提供

国土交通省 オープンデータサイト

歩行者移動支援サービスに関するデータサイト(2017/4/1~)

 
自治体、事業者や個人から提供された歩行空間ネットワーク情報を掲載しています。
 掲載されているデータについては、誰でもダウンロードして利用することができます。

 

歩行空間ネットワークデータ整備ツールについて

歩行空間ネットワークデータ整備ツール(2021/10/15~)

 国土交通省で提供している「歩行空間ネットワークデータ整備ツール」を利用することで、
誰でも歩行空間ネットワークデータを作成することができます。
 詳細は下記リンク先ページを参照下さい。
 「歩行空間ネットワークデータ整備ツール」を利用する

 
バリアフリーマップ作成ツール(2018/3/29~)
 バリアフリーマップを作成することができるソフトウェアの提供を行っています。
 利用方法や申請方法については下記リンクから参照下さい。
 「バリアフリーマップ作成ツール」を利用する

歩行空間ネットワークデータ整備ツール(試行版)(試行版の提供は終了

各種資料(ガイドライン・データ仕様等)

●パンフレット(バリアフリー・ナビプロジェクト)
「誰もが移動しやすい社会の実現に向け、市町村等に期待される歩行空間のデータ整備とオープンデータの取組み」(2019.9)
●ガイドライン等
「オープンデータを活用した歩行者移動支援の取組に関するガイドライン」(2018.7)
事例集➀:オープンデータを活用した歩行者移動支援サービスの取組(2016年度、3地区)
事例集➁:ユニバーサル社会に対応した歩行者移動支援に関する現地事業(2011~13年度、14地区)
事例集➂:歩行者移動支援サービスの実現に向けた地方公共団体での取組(2017年度、2地区)
事例集➃:民間団体等が提供する歩行者移動支援サービスの先進的な取組(7事例)
●手引き
「効率的な歩行空間ネットワークデータ等の整備に向けた手引き(案)」(2019.3)
●データ仕様
「歩行空間ネットワークデータ等整備仕様」(2018.3) ※新旧比較表(2018.3) 
英語版「歩行空間ネットワークデータ等整備仕様」(2018.6)

 (Development Specification for Spatial Network Model for Pedestrians(June 2018))

会議及びその他関連資料

ICTを活用した歩行者移動支援の普及促進検討委員会(2014年度~)

 施策の展開に当たって「ICTを活用した歩行者移動支援の普及促進検討委員会」(委員長:坂村健_現東洋大学INIAD学部長)を設置し、平成27年4月及び令和5年3月に提言をとりまとめました。

ICTを活用した歩行者移動支援の普及促進検討委員会(2014年度~)
『「歩行空間における移動支援サービスのDXによる普及・高度化の実現」に向けた提言』概要(2023.3)
『「歩行空間における移動支援サービスのDXによる普及・高度化の実現」に向けた提言』本文(2023.3)

オープンデータによる歩行者移動支援サービスの普及促進に向けた提言(2015.4)

歩行空間の移動円滑化データワーキンググループ(2023年度~)

 『「歩行空間における移動支援サービスのDX による普及・高度化の実現」に向けた提言』(2023 年3 月)を踏まえ、人・ロボットが円滑に移動するためのデータ(歩行空間ネットワークデータ、バリアフリーデータなど)のあり方、整備・更新・運用方法、オープンデータ化の普及促進などに関する以下の各テーマに関する議論・検討を行っています。

ワーキンググループ会議資料

歩行空間の3次元地図ワーキンググループ(2023年度~)

 『「歩行空間における移動支援サービスのDX による普及・高度化の実現」に向けた提言』(2023 年3 月)を踏まえ、人・ロボットが円滑に移動するための3 次元地図のあり方、整備・更新・運用方法などに関する以下の各テーマに関する議論・検討を行っています。

ワーキンググループ会議資料

過去の取組・検討会資料・報道発表資料

過去の関係資料・取組内容

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