こちらのページでは、日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)で活躍する主な車両について紹介いたします。
EF210形式
東海道・山陽線や首都圏各線区などで貨物列車をけん引している機関車です。
平成8年に試作機が登場して以来、改良を加えながら製造が続けられ、現在では直流電化区間の主力機関車として活躍しています。
EH200形式
上越線などの勾配線区を中心に貨物列車をけん引している機関車です。
従来は国鉄型電気機関車が重連(2両連結)でけん引していた列車を1両でけん引する能力があります。
M250系
東京~大阪間を約6時間で結ぶコンテナ電車(最高速度130km/h)です。
大手宅配便事業者の貸切列車として走行しています。
EF510形式
日本海縦貫線を中心に貨物列車をけん引している機関車です。
交流電化区間・直流電化区間の双方を走行できる点が特徴です。
EH500形式
首都圏~北海道間のほか、九州北部で貨物列車をけん引している機関車です。
直流電化区間・交流電化区間の双方を走行することができます。
当初は、首都圏~青函トンネル~北海道(五稜郭)までを1両の機関車で直通運転することを目的に開発されましたが、その後、九州北部においても運用されるようになっています。
DF200形式(画像提供:JR貨物)
北海道内で貨物列車をけん引しているディーゼル機関車です。
ディーゼルエンジンで発電を行い、発生した電力によってモーターを回しています。
HD300形式(画像提供:JR貨物)
老朽化の進んだ入換用ディーゼル機関車(DE10形式)に代わる、ディーゼルエンジン発電機と蓄電池の双方の動力源を協調運転するハイブリッド方式の入換機関車です。
従来型入換機関車に比較して燃料消費量36%低減、NOx排出量62%削減、騒音レベル22デシベル低減(注)を実現するなど、環境に配慮した車両です。
(注)いずれも700tけん引走行時における従来型入換機関車(DE10形式)との比較。JR貨物資料による。