令和2年12 月に国土交通大臣から交通政策審議会に対して、東京圏における今後の地下鉄ネットワーク
のあり方等について諮問がなされました。それを受け、令和3年1月以降、同審議会陸上交通分科会鉄道部会
の下に設置された東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等に関する小委員会で5回にわたり
審議を重ね、令和3年7月に答申がとりまとめられました。
大都市圏における鉄道の通勤・通学時の混雑は少子高齢化の進展等と相まって低下傾向にありますが、
一部の路線では混雑率が180%を超えるなど依然として高く、引き続き混雑緩和に取り組む必要があります。
都市鉄道の最混雑区間における混雑率
特定都市鉄道整備積立金制度の概要
既存の都市鉄道施設を有効活用しつつ速達性の向上を図ることにより、利用者の利便の増進に資する
連絡線の整備等や、大都市交通の大きな担い手である地下鉄の整備等を推進するとともに、都市開発と
一体的に行う鉄道駅の総合改善事業等による都市機能の向上・活性化等を推進するため、助成を行っています。
都市鉄道整備事業
都市鉄道利便増進事業
幹線鉄道等活性化事業(旅客線化)
鉄道駅総合改善事業