鉄道

新幹線鉄道の建設に関する整備計画

 全国新幹線鉄道整備法(昭和四十五年法律第七十一号)第七条第一項の規定に基づき、新幹線鉄道建設に関する整備計画を別紙のとおり決定する。

  昭和四十八年十一月十三日

                                                        運輸大臣 新谷 寅三郎

別紙

建 設 線 区   間 走 行 方 式 最高設計速度
建設に要する
費用の概算額
(車両費を含む)  
建 設 主 体 そ の 他 必 要 な 事 項
主要な経過地 そ   の   他
東北新幹線 盛岡市・青森市 粘着駆動による
電車方式
260 km/h 3,300 億円 日本国有鉄道 八戸市附近  
北海道新幹線 青森市・札幌市 粘着駆動による
電車方式
260 km/h 6,300 億円
日本鉄道建設公団
函館市附近
小樽市附近
1. 北海道新幹線は、津軽海峡部において、
  青函ずい道を津軽海峡線と共用する。
2. 建設に要する費用の概算額には津軽海峡
  線の工事費は含まない。
北陸新幹線 東京都・大阪市 粘着駆動による
電車方式
260 km/h 11,700 億円 日本鉄道建設公団 長野市附近
富山市附近
小浜市附近
東京都・高崎市間は上越新幹線を共用する。
九州新幹線 福岡市・鹿児島市 粘着駆動による
電車方式
260 km/h 4,450 億円 日本国有鉄道 熊本市附近
川内市附近
 
九州新幹線 福岡市・長崎市 粘着駆動による
電車方式
260 km/h 2,150 億円 日本国有鉄道 佐賀市附近 1. 九州新幹線(福岡市・鹿児島市間)と筑紫
  平野で分岐するものとし、福岡市・分岐点間
  は共用する。
2. 建設に要する費用の概算額には、九州新幹
  線(福岡市・鹿児島市間)との共用部分は含
  まない。
(注)建設に要する費用の概算額には利子を含まない。

 ※ 建設主体は、いずれも、現在は鉄道建設・運輸施設整備支援機構。

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