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構成上の特徴としては、
・年金基金: |
株式以外の証券が37.3%(32兆円)、株式・出資金が26.4%(23兆円)で、合計では5割を超えているが、そのうち、株式以外の証券の6割以上が国債・地方債・政府関係機関債といった国内債で占められている(別紙参照)。
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・公的年金: |
厚生年金・国民年金積立金及び共済年金の一定割合については、大蔵省資金運用部への預託が義務づけられており、この預託金が全体の6割以上を占めている(66.8%、143兆円)。また、共済年金の一定割合については政府保証債や地方債の購入も義務づけられ、残った分はまた自家運用で債券投資されるため、株式以外の証券の比率が14.0%(30兆円)と他の資産に比べ高くなっている。
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といったことが挙げられる。
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