ライフサイクルエネルギーマネジメント(LCEM)
官庁営繕部では、地球温暖化対策に有効な「ライフサイクルエネルギーマネジメント(LCEM)ツール」を公開・更新していきます。
国家機関の建築物の利用に伴い排出される温室効果ガスの排出量は、国の事務及び事業に伴い排出される温室効果ガスの過半を占めています。これを削減するためには、施設のライフサイクル(企画・計画、 設計、 施工、運用、改修)を通じて、省エネルギー性能の分析・評価を実施し、省エネルギー・省CO2化を図っていくことが重要です。
国土交通省官庁営繕部では、「公共建築物におけるライフサイクルエネルギーマネジメント(LCEM)委員会(委員長:村上周三 慶応義塾大学教授)」の成果を踏まえ、ライフサイクルを通じて一貫したエネルギーマネジメントを行うことを目的とし、設計者、施工者、施設管理者等、官庁施設のライフサイクルに携わるすべての主体にとって使いやすい「ライフサイクルエネルギーマネジメント手法」(以下「LCEM手法」という。)をとりまとめ、活用していくこととしました(下図参照)。
また、京都議定書目標達成計画(平成20年3月閣議決定)において、国の率先的な取組としてLCEM手法の活用に取り組むこととされています。官庁施設におけるLCEM手法の活用を率先的な取組として、民間施設等においても導入が図られることは、低炭素社会づくりに資するものと期待されます。
【LCEM手法イメージ】
空気調和システムのライフサイクルエネルギーマネジメントガイドラインについて
公共施設の空気調和システムのエネルギー性能を向上させるための指標、目標設定、検討事項などについて、全国営繕主管課長会議の付託事項としてとりまとめられたものです。
企画、計画、設計、施工、運転管理及び改修企画段階において、営繕関係職員が検討を行う(又は委託する)際に用いるものとしています。
詳細については、こちらを参照ください。
LCEMツールについて
LCEM手法においては、エネルギー性能を評価する「ものさし」と して、 空調設備のシミュレーションを行うことができる『LCEMツール』を活用することとしています。 LCEMツールは、個々の建物毎に、様々な条件下で、空調システムの年間エネルギー消費量を簡易にシミュレーションするものです。当該ツールを活用することにより、設計段階の空調システムの検討、施工・施設運用段階のエネルギー性能評価及び運用改善を検討し、省エネルギー・省CO2化を図ることができます。 LCEMツールは、官庁施設で使用することを目的としたものですが、一般の民間施設の設計・施工・運用においても有効なものと考えられます。そこで、平成18年7月にLCEMツールVer.1、平成19年7月にLCEMツールVer.2、平成20年8月にLCEMツールVer.3として公開しました。
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| LCEMツールの公開については、
こちらをご覧ください。 |
| LCEM手法及びツールの概要については、
こちらをご覧ください。 |
LCEMツールVer3.03を公開しました。
Ver302から、Ver303への主な更新内容は以下になります。
- 機器・システムの拡充
GHPチラー、氷蓄熱ユニットのオブジェクトを追加しました。
また、熱源機や個別分散型空気調和機(マルチパッケージ型空気調和機)等、既にある機器についても拡充し、約180のオブジェクトを追加しました。
- ヘッダーに接続できる熱源機器数を増加
ヘッダーに接続できる熱源機器を4台から10台まで増加しました。
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【参考】報道発表資料
●お問い合わせ先
国土交通省 大臣官房 官庁営繕部 設備・環境課
TEL (03)5253-8111