安全な車社会のために

自動車の安全性を確保するためには、自動車の点検整備を行い、自動車を良好な状態に保つことがとても重要です。

自動車の点検整備

点検整備不十分・整備作業ミスに起因する事故

● ホイール・ボルト折損による大型車の車輪脱輪事故

ホイール・ボルトの折損による車輪脱落事故は平成15年4月以降、平成29年3月末までに523件発生しており、平成20年4月には、東名高速自動車道でホイール・ボルト折損により脱落したタイヤが対向してきたバスに衝突し、バスの運転者が死亡した事故が発生しています。

大型車の車輪脱落事故は、タイヤ脱着後短い間に発生する傾向にあります。また、夏用タイヤと冬用タイヤを交換する時期に発生する傾向にあります。

当該事故の主な発生原因は、ホイール・ナットの締付力不足、一定走行後の増し締めの未実施、日常点検整備での確認不足、ホイール・ボルト等の誤組(スチールホイールにアルミホイール用のボルトを使用する等)と推定されています。

日常点検をはじめとした点検整備の実施が重要です。基本的なことですが、特に以下の4つのポイントに気をつけましょう。

事故を防ぐためには
注意すべき4つのポイント
確実な締め付け
締付け方式には、球面座で締付けるJIS 方式と平面座で締付けるISO方式があります。規定の締付けトルクで確実に締付けてください。

増し締めの実施
締付け後は初期なじみによってホイールナットの締付け力が低下します。50 ~ 100 ㎞走行後を目安に増し締めを行います。

日常の点検
一日一回、運行の前に、ホイールボルト、ナットを目で見て、さわって点検します。異常を発見したら直ぐに整備工場へ。

ホイールの履き替え
スチールホイール、アルミホイールの履き替えには、それぞれ適合するホイールボルト、ナットの使用が必要です。必ず確認してください。

確認しよう!
確認ポイントをまとめたPDFを用意しています。下記PDFをご利用ください。
車輪脱落防止のための正しい車輪の取扱いについて (PDF) (日本自動車工業会ホームページ内)