「飛鳥〜奈良〜京都」歴史街道連携事業


対象地域:
奈良県:
 明日香村、桜井市、橿原市、天理市、斑鳩町、香芝市、奈良市、田原本町、大和郡山市
京都府:
 木津町、山城町、加茂町、笠置町、井手町、城陽市、京田辺市、宇治田原町、宇治市、八幡市、京都市
事業概要
 全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」では、”参加と連携”による国土づくり、地域づくりを推進するために、連携意識の醸成を進めるとともに、地域間の連携の主体が円滑に形成されることが重要であるとしています。
 奈良県、京都府にまたがる「飛鳥〜奈良〜京都」間の4地域(斑鳩・奈良・宇治・京都)には世界遺産が集積しており、また明日香村は古代の中国・韓半島との交流の舞台となり、東アジア各国にとっても重要な地域となっています。また、「21世紀の国土のグランドデザイン」においても、地域連携の強化による文化資源の掘り起こしや新しい文化の創造を図るため、歴史街道計画として進められている、世界遺産を含む数多くの歴史的・文化的資源を活用した地域づくりの推進を図るとされています。
 本事業は、語り部(観光ボランティアガイド)のネットワークの拡大や首都圏での広報活動を通じて、これらの地域を「歴史街道」として「線」的に捉え直し、民間業者や地域住民とも連携することで「日本文化の発信基地」にふさわしい地域整備や観光振興面等でのレベルアップを図ることを目的として、歴史街道推進協議会の協力の下、実施したものです。

実施内容

@語り部(観光ボランティアガイド)のネットワーク
 一定期間、「飛鳥〜奈良〜京都」間の地域で「語り部」による「定点案内」を実施し、観光ポイント各地をネットワークして広く情報発信を行いました。
A街並み、町家の保存と活用
 地元の地域興しリーダー等を対象とした懇談会を開催し、「街並み、町家の保存と活用のあり方」「町家を活用した商店のネットワーク化」「外国人観光客向け割引制度の創設」などについて検討を行い、町家をネットワークした共通パンフレットを作成しました。
Bモデルコースの提案
 誰にでも分かり易く「飛鳥〜奈良〜京都」間での見所を紹介するモデルコースを設定し、広く一般にPRする冊子を作成しました。
C首都圏での広報活動
 「飛鳥〜奈良〜京都」地域を全国的にPRすることを目的として、東京でシンポジウムを開催しました。

事業結果
○事業の結果について、以下のように取りまとめました。
・町家の共通パンフレット(0102
・モデルコースPR冊子(01〜0506〜1011〜1516〜2021〜25
フォーラムパンフレット
・シンポジウム等報告書(00〜0203040506〜0910〜1920〜2930〜3940〜46

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