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自然的環境に係る検討について

5.岐阜地域
  地域概況(地形と植生帯) 特に優先的に保全する地域 現存植生・土地利用(優占植生) 現存植生・土地利用(典型的な現存植生・土地利用) 植生回復力・土壌生産力(最頻区分) 植生回復力・土壌生産力(そこに優占する植生) 身近な自然に係る特性
生物多様性:森林性動物(植生階層構造指数)
身近な自然に係る特性
生物多様性:里山型動物(好適メッシュ率)
身近な自然に係る特性(自然とのふれあい資源) 緩衝帯からみた重要場所 生息地(森林)の連続性のある場所:植林を除く 生息地(森林)の連続性のある場所:植林を含む 摘要
(1)調査対象地域

〔地形概況〕

・北部・南東部:山地

・それ以外:濃尾平野北東部分、木曽川流域の丘陵地、台地

〔植生帯〕

・山地は冷温帯、山麓地から低地は中間温帯から暖温帯

・飛騨川・木曽川沿い等河川の周辺を中心に飛騨木曽川国定公園、恵那峡・胞山・裏木曽・土岐三国山県立自然公園特別地域が存在

・北部・東部に高標高地域がまとまって存在(木曽山脈、美濃三河高原)

・東部の山地に自然植生が存在(ヒノキ・ブナ・コメツガ・モミ・アラカシ等の自然林、ササ草原、ヤナギ低木林、自然草原)が存在

・各地に小面積の特定植物群落が点在

二次林〈自然度7〉

全体的に二次林、植林地と農耕地が混在
(二次林はアカマツ林とコナラ林が多い)

・長野県境等の山地には自然林が分布

〈区分1〉

・総じて低く、南西部の飛騨川と木曽川合流地点付近では高い。

・二次林(コナラ林、アカマツ林)

・総じて低く、南西部の飛騨川と木曽川合流地点付近では高い。

1.8

(全地域平均は1.6)

・美濃加茂市、多治見市等の河川沿いの市街地等では好適性が低い。

34%

(全地域平均は29%)

・全体的に好適な地域が分布するが、長野県境の山地では低い。

・飛騨川・木曽川沿いに飛騨木曽川国定公園が存在

・4つの県立自然公園が存在

・夜明けの森、鬼岩公園、陶史の森が存在

長野県境付近の森林 所々でみられるが、全体的に少ない。 河川沿いの市街地を除き、連続性が見られる。

・中央部の木曽川沿いに丘陵地が広がり、北部と南東部は山地となっている。

・地域全体に二次林、植林地と農耕地が混在しており、植生回復力・土壌生産力が低い。

(2)表明地域等

〔地形概況〕

・山地に囲まれた丘陵地

〔植生帯〕

・全域が中間温帯から暖温帯

・全般的には上に同じ

・土岐市北部・可児市東部地域には特定植物群落(浅間山のサカキ-ヒイラギ群集)が存在

・瑞浪市北部・御嵩町東部地域には飛騨木曽川国定公園が含まれる。

・中津川市西部・恵那市東部地域には高標高地が存在

・土岐市北部・可児市東部地域では植林地(クロマツ植林)と市街地、二次林(アカマツ林・コナラ林)が混在

・土岐市中部・瑞浪市西部地域では市街地周辺に二次林(コナラ林)が広く分布

・瑞浪市北部・御嵩町東部地域には二次林(コナラ林・アカマツ林)が広く分布

・瑞浪市東部・恵那市西部地域では二次林(コナラ林)と植林地(スギ・ヒノキ・サワラ植林)が混在

・中津川市西部・恵那市東部地域には植林地(スギ・ヒノキ・サワラ植林)、農耕地、市街地が分布

・土岐市北部・可児市東部地域では植林地(クロマツ植林)と市街地、二次林(アカマツ林・コナラ林)が混在

・土岐市中部・瑞浪市西部地域では市街地周辺に二次林(コナラ林)が広く分布

・瑞浪市北部・御嵩町東部地域には二次林(コナラ林・アカマツ林)が広く分布

・瑞浪市東部・恵那市西部地域では二次林(コナラ林)と植林地(スギ・ヒノキ・サワラ植林)が混在

・中津川市西部・恵那市東部地域には植林地(スギ・ヒノキ・サワラ植林)、農耕地、市街地が分布

全体的に傾斜及び土壌の肥沃度に起因して低く、点在する農耕地には中程度の地域を含む。

全体的に傾斜及び土壌の肥沃度に起因して低く、点在する農耕地には中程度の地域を含む。

・丘陵地とそれに接する山地で里山形動物にとっての好適性が高い

・土岐市北部・可児市東部地域は森林性動物の好適性が高い。

・土岐市中部・瑞浪市西部地域はともに好適性がやや高い。

・瑞浪市北部・御嵩町東部地域はともに好適性が高い。

・瑞浪市東部・恵那市西部地域はともに好適性がやや高い。

・中津川市西部・恵那市東部地域はともに好適性がやや高い。

・丘陵地とそれに接する山地で里山形動物にとっての好適性が高い

・土岐市北部・可児市東部地域は森林性動物の好適性が高い。

・土岐市中部・瑞浪市西部地域はともに好適性がやや高い。

・瑞浪市北部・御嵩町東部地域はともに好適性が高い。

・瑞浪市東部・恵那市西部地域はともに好適性がやや高い。

・中津川市西部・恵那市東部地域はともに好適性がやや高い。

・土岐市中部・瑞浪市西部地域には土岐三国山県立自然公園、陶史の森が存在

・瑞浪市北部・御嵩町東部地域には飛騨木曽川国定公園が存在

・中津川市西部・恵那市東部地域には胞山県立自然公園が存在

中津川市等の長野県境付近の森林

地域の西側や中部の川沿いの市街地を除き、全体的に連続性が見られる。

・植林地が連続性を保っている。

地域の西側や中部の川沿いの市街地を除き、全体的に連続性が見られる。

・植林地が連続性を保っている。

・丘陵地や山地等からなり、コナラの二次林やマツの植林地等が広がり、市街地も一部含まれる。

・森林はかつて皆伐されて、土壌形成が不十分であり、二次林、植林地が多く、全体的に植生回復力・土壌生産力が低い。

・多くのゴルフ場が含まれる。

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