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危機管理の観点からの情報中枢機能の分散(情報のバックアップ機能の強化)

<参考資料>

(4)危機管理の観点からの情報中枢機能の分散(情報のバックアップ機能の強化)

我が国の情報中枢機能は現在、東京圏に過度に集中している。その結果、東京圏において大規模災害等のトラブルが発生した場合、各種の重要情報のデータベースや情報システム、ネットワーク基盤等が破壊・損傷・消失するなどの被害を受けることが想定され、その影響は、国内のみならず広く世界に及ぶことが予想される。

したがって首都機能都市の整備にあたっては、現在東京圏に集中している情報中枢機能とは別の情報中枢拠点を形成することで、国土における情報中枢機能のデュアル化を実現し、国内及び海外との情報流動を寸断なく円滑に支える体制を整えることが重要である。

さらに、全国と首都機能都市の情報中枢機能相互の補完・連携により、大規模災害等の不測の事態においても、首都機能の有する国家の枢要情報(DB、情報システム等)の損傷・消失を防ぐとともに、リカバリーが可能なように情報バックアップ機能(ミラーサーバー、同時並列処理などの代替的機能)の強化を図っておくことが重要である。

また、首都機能の持つ枢要情報のバックアップに加えて、災害時の復旧活動等に資する各種の情報システムも代替的機能を備える必要がある。

危機管理の観点からの情報中枢機能の分散(情報のバックアップ機能の強化)のイメージ
イメージ図

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