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情報通信のネットワークインフラの強靱性、耐久性、安全性の確保

<参考資料>

(5)情報通信のネットワークインフラの強靱性、耐久性、安全性の確保

首都機能都市では、常に高度な意思決定等が行われるととともに、その結果等を迅速に関係機関、国民、国内外の諸都市に伝えていくことが求められる。そのためには、首都機能都市と全国・世界とは、寸断のない情報通信ネットワークによって常時繋がれている必要がある。
したがって大規模自然災害やサイバーテロ等の非常事態発生時においても、重要な情報が錯綜することなく円滑に受発信されることが、首都機能都市のみならず、我が国全体の災害対応力の向上に資する情報通信基盤や仕組みを整備する上で重要になる。
特に情報通信基盤の面では、首都機能都市と国内・世界を結ぶネットワークインフラが、容易に損傷・破壊等の被害を受けることのないよう強靱性、耐久性、安全性を確保していくことが重要である。

具体的には、次のようなネットワークインフラの構築を検討する必要がある。

  • 広帯域バックボーンネットワークを多重ループ状に整備し、複数都市・地域間で相互の機能を補完しあうデュアル構造を形成する等、物理的切断等の被害を受けにくい基幹的ネットワークインフラを構築すること
  • 非常事態発生時においても物理的被害を受けにくい多様な情報通信システム(地上波、衛星通信等)をあわせて整備すること
  • サイバーテロに充分に対抗しうる高度な安全性を確保すること
  • 多様なメディア・情報通信機器がアクセス可能なユビキタス・ネットワークを構築し、非常事態発生時の機能性・汎用性を高めていくこと。<ユビキタス・ネットワークについては参考資料(7)参照>

情報通信のネットワークインフラの強靱性、耐久性、安全性の確保のイメージ
イメージ図

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