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全国の情報の受発信の機会均等を実現するユニバーサルなネットワークの構築

<参考資料>

(7)全国の情報の受発信の機会均等を実現するユニバーサルなネットワークの構築

高度情報化時代において、各都市・地域相互の自立した関係に基づく水平なネットワーク構造の形成と各都市・地域のさらなるの成長・発展を促すためには、全国の情報の受発信の“機会均等”を図っていくことが必要である。現在の国内の情報環境は、東京への情報通信機能の集中などによって、“機会不均等”の状況にある。IT化の加速にともなって一層不均等が拡大していくことが懸念される。

これを是正するためには、国土の中で情報環境の機会均等を実現する、高質かつユニバーサルなネットワーク(誰もが、いつでも、どこでも、安く使えるネットワーク)を整備することが必要である。

その具体的なイメージが“ユビキタス・情報ネットワーク”の構築である。ユビキタス・情報ネットワークとは、現在のインターネットのベースとなっている公衆回線(ISDN)や基幹回線よりも広帯域の無線や放送を含むネットワークのことを指す。パソコン、サーバーはもとより、携帯電話や携帯情報端末(PDA)、ビデオゲーム機やカーナビゲーション端末などあらゆるIT機器が接続可能であり、動画や音楽を自由にストレスなくやり取りできるネットワーク環境を実現するものである。

こうしたユニバーサルなネットワークを、全国に展開していくにあたってのモデルとなるのが首都機能都市である。首都機能都市内では、現在のインターネット中心のネットワーク・コンピューティングを進化させていくだけではなく、時代を先取りするユビキタス・情報ネットワークの構築を先導的に進めることが求められる。

図表 ユビキタス・情報ネットワークの概要

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