近畿圏基本整備計画は、近畿圏整備法に基づき、近畿圏の建設とその秩序ある発展を図るための総合的、かつ基本的な方針を定める計画で、これまで第1次(昭和40年)、第2次(昭和46年)、第3次(昭和53年)、第4次(昭和63年)の計画が策定されています。
現行の第4次近畿圏基本整備計画は昭和63年2月に策定され、これをもとに様々な近畿圏整備が行われてきましたが、この間、少子・高齢社会の本格的な到来やグローバリゼーションの進展を迎えるとともに、大都市の中枢機能の低下や、関西国際空港、関西文化学術研究都市、明石海峡大橋等のプロジェクトの進捗を踏まえた広域的な活用といった課題が生じています。
こうした中で、新しい計画を策定し、21世紀の近畿圏を創出していくための基本方針を示しました。
○計画策定の経緯
・平成 7年 5月24日 第21回国土審議会近畿圏整備特別委員会 開催
近畿圏整備の基本方針に関する内閣総理大臣からの諮問を受け、計画部会(部会長 紙野桂人 大阪大学名誉教授)を設置
・平成 8年 5月23日 国土審議会近畿圏整備特別委員会 第1回計画部会 開催
・平成11年 7月 2日 同 第23回計画部会 開催
・平成11年 9月 8日 第25回国土審議会近畿圏整備特別委員会 開催
「計画部会調査検討報告」を報告、公表
・平成11年12月 8日 国土審議会近畿圏整備特別委員会 第24回計画部会 開催
・平成12年 1月19日 第26回国土審議会近畿圏整備特別委員会 開催
「近畿圏整備の基本方針」を答申
・平成12年 3月 3日 国土審議会に対し、「近畿圏基本整備計画の変更について」諮問
・平成12年 3月15日 第27回国土審議会近畿圏整備特別委員会 開催
「近畿圏基本整備計画(改定案)に対し原案通り了承する旨答申
・平成12年 3月30日 内閣総理大臣決定
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近畿圏基本整備計画(第5次)の概要 ( in English
) ( in English )
<参考資料>