1.趣 旨
広域首都圏には、五街道・脇往還道などの歴史的に魅力ある街道が多数存在していたが、今日では往古の街道の面影が失われ、その存在さえ忘れ去られているものも数多い。これまでも五街道に係る保存・整備の事業は文化庁、国土交通省、環境省や各自治体によって多くの取組がなされてきたが、地域自らが街道を中心とした地域の資源、文化、歴史的遺産の保全・再生等を行うことで、街道やそれらを通じた往来によって育まれた歴史や文化を再認識することが不可欠である。
さらに五街道全体を統一的・全体的に把握し、個々の取り組みを物語性のある文字通り一本の「線」でつなぎ、各地域自らがその歴史や文化を再認識し、広域的に連携して景観づくりに取り組むことが必要である。
このため、地域的に減少傾向にある古いまちなみ等の価値についての再認識と、地域の活性化・文化資源の保存・地域住民のまちづくりに対する関心・意識向上につなげ、自立的に美しく誇りの持てる地域づくりを推進するものである。
2.事業概要
(1) 広域首都圏における五街道・脇街道の道筋調査
(2) 街道ごとの機能・役割調査
(3) 街道整備実態調査
(4) 交通変遷調査
(5) 街道(まちなみ)観光の実態調査
(6) 広域連携調査
(7) 連絡会議を開催
3.問い合わせ先
国土交通省国土政策局広域地方政策課
TEL(代表)03-5253-8111 (内線)29-426
TEL(直通)03-5253-8364
4.報告書
【関東地方整備局】
5.フォローアップ
フォローアップ報告書