1.趣 旨
定住人口が減少するなか持続的に北陸地域の活性化を図っていくためには、定住人口に代わって地域をささえる主体が必要である。本調査では、北陸新幹線の開業を契機に増大すると期待される首都圏からの訪問者を交流人口として設定し、首都圏からの訪問者の消費等による地域経済の活性化方策を検討するとともに、首都圏からの訪問者を北陸地域でのまちづくり等の活動の外部評価者として活用し、地域づくりにおける改善方策を検討するものである。
そこで、北陸新幹線の開業を間近に控え、「北陸」自身がいきいきとした魅力溢れる地域となることにより様々な交流活動の活発化を図るため、その具体的方策として「北陸の地域づくり活動のレベルアップ」及び「北陸の良質な地域イメージの形成」に向けた試行的取組みに関する検討を行うとともに、それら交流による効果を北陸の地域経済に効果的に波及させていくための「北陸の地域づくりと地場産業との効果的な連携のあり方」についても検討を行う。
2.事業概要
(1) 北陸の地域づくりに尽力しているキーマン等のネットワーク化を図り、相互学習、実践的研究、人材育成などを試行的に実施し、北陸の地域づくり活動のレベルアップについて検討
(2) 北陸の地域魅力の深掘り・編集作業を試行的に実施するとともに「北陸の地域イメージ」を構成する要素を体系的に整理
(3) 上記試行的取組みによって得られた知見や北陸の地域魅力について、首都圏在住者や有識者等に試行的に発信し、更なる北陸の魅力向上・地域づくりに関する課題・改善点の明確化
(4) 北陸新幹線により拡大すると見込まれる交流による効果を地域経済に効果的に波及させていくため、北陸の地域づくりと地場産業との効果的な連携のあり方について検討
3.問い合わせ先
国土交通省国土政策局広域地方政策課
TEL(代表)03-5253-8111 (内線)29-427
TEL(直通)03-5253-8369
4.報告書
【集成版】
【「北陸圏の交流ポテンシャルを活かした持続的な地域活性化方策の展開」に関する調査】
本編
【「新・日本海時代」における北陸圏の経済活性化に関する調査】
4.フォローアップ
フォローアップ報告書