日本とフランスとの海洋汚染防止分野における連携を強化するため、日仏協力会議(海洋汚染防止)を開催し、日本とフランス(一部議題につき英国及びポルトガル)の代表間で、大規模海洋汚染事故への対応方策等について協議しました。
日 程: 2003年(平成15年)6月30日
場 所: 東京(国土交通省)
出席者:
【日本側】 稲葉総合政策局国際業務課長他、総合政策局、海事局、港湾局、気象庁、海上保安庁、海上技術安全研究所、海上災害防止センター代表者(課長級)等
【フランス側】 フランス設備・運輸・住宅省代表者(課長級)等
■ 大規模海洋汚染事故への日仏政府の対応体制について情報交換を行いました。
■ 近年における大規模事故の日仏の経験を交換しました。(仏側:「エリカ号」、「プレスティージ号];日側:「ナホトカ号」、「栄和丸」等)
■ 日本の海上技術安全研究所、海上災害防止センター、仏のCEDRE(海洋汚染防止センター)等日仏の政府機関の協力を強化することとしました。
■ 2002年1月東京で開催された「環境に優しい交通の実現に向けての交通大臣会合」開催時に合意された海洋汚染防止策の強化に関する7項目の東京アクション・プランの進捗状況を確認し、引き続き、日仏協調のうえ、推進を図ることとしました。
■ 国際海事機関(IMO)に提案されているタンカー規制に関するEU提案について意見交換を行いました。
最終更新日:平成21年12月09日