日本とフランスとの間で、第3回日仏協力会議(都市交通)を開催し、両国の都市交通問題に関する協議を行いました。
日 程: 2005年(平成17年)6月10日(金)
場 所: フランス・パリ(フランス設備・運輸・国土整備・観光・海洋省)
出席者:
【日本側】
斉藤 官房技術審議官(都市・地域整備局担当)
山内 総合政策局交通計画課長
藤崎 都市・地域整備局街路課室長
山口 鉄道局財務企画官 他
他に、地方自治体、交通事業者も参加
【フランス側】
フランス設備・運輸・国土整備・観光・海洋省代表者(総局長級)
※6月7日(火)~9日(木)に、ストラスブール、ボルドー、リヨン交通当局との意見交換を実施。
(1) 議事概要:テーマ「LRTに関する日仏考察」
公共交通とLRT
日本側から我が国の公共交通の現状、今日的意義及び課題の概観、フランス側から同国の公共交通におけるLRTの位置付け等を紹介し、意見交換を行いました。
LRT整備のための取組み、支援制度
日仏両国のLRTの整備及び運営に関する組織、支援制度、財源(フランスは交通税が特徴)等について意見交換を行いました。
LRTを活用した都市整備
まちづくりにおける、公共交通重視の都市交通政策について、日仏両国の都市を題材に意見交換を行いました。
※LRT:従来の路面電車の走行環境、車両等をグレードアップさせた人と環境にやさしく経済性に優れた公共交通システム。
(2) 次回会合
都市交通の重要性を踏まえ今後継続的に情報交換を行うこととし、次回会合は来年日本で開催することとなりました。
※過去の開催状況
2002年9月(パリ)第1回会合(都市交通)
2004年2月(東京)第2回会合(都市交通)
最終更新日:平成21年12月09日