国際

第1回日仏協力会議(持続可能な交通)

日本とフランスの間で、第1回日仏協力会議(持続可能な交通)を開催し、持続可能な交通の実現に向けた日仏間の協力・連携の強化に向けて協議を行いました。

日程・場所・出席者

日 程: 2009年(平成21年)11月16-18日
場 所: 
  フランス・パリ(エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省、フランス鉄道ネットワーク公社、パリ交通公団)
  フランス・リヨン( ローヌ・アルプス地域環境・整備・住宅局、ネットワーク・交通・都市・公共建設研究センター)
出席者:
  【日本側】
   田村 大臣官房審議官(国際)
   松井 都市・地域整備局街路交通施設課長 他
   他に、東日本旅客鉄道株式会社、東京地下鉄株式会社からも出席
  【フランス側】
   コワント MEEDDM 欧州・国際問題局長 他

主な議事内容

(1) 議事概要:テーマ「持続可能な交通の実現に向けた日仏間の協力・連携に向けて」
 
■ 今次会合では、3日間にわたり、交通分野の気候変動対策、鉄道分野における両国の取組(高速鉄道ネットワークの整備、地方鉄道の再生、空港アクセス鉄道、地下鉄)、LRT等の都市内公共交通、自転車施策、集約型都市構造の実現に向けた総合交通戦略、地域公共交通の活性化・再生等について、情報共有・意見交換を行いました。

■ 両国共通の課題である公共交通を活かしたまちづくりや地域公共交通の活性化、交通分野の気候変動対策の国際的推進等に向けて、引き続き意見交換を行うことで一致しました。こうした分野で積極的な取組を進めているフランスの経験に学び、それを活用することは、我が国の交通政策の展開に当たっても有意義であります。
 
(2) 次回会合
 
次回第2回会合は、来年日本で開催することとなりました。次回会合のテーマとしては、自動車・バスにも焦点を当てつつ、公共交通機関の収益性と地域交通の維持の両立という経済面・社会面の両面からも持続可能な交通を実現するための施策の在り方等について、財源問題も含めて意見交換を行う方向で検討してまいります。
 
 
  ※本会議は、2009年1月、「交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合」の際、金子前国土交通大臣とビュスロー仏MEEDDM運輸担当閣外大臣との間で、「持続可能な交通」に関する施策展開に係る協力の強化について合意したことに基づく第1回目の会議になります。
 
 
最終更新日:平成21年12月09日

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