国際

MEET大臣会合の開催概要

目的

交通分野における気候変動・大気汚染対策の取り組むべき方向性について、主要な先進国・途上国の担当大臣及び主要国際機関の代表が一堂に会し、力強い政治的メッセージの発出を目指します。


MEET大臣会合招待国

背景

  • 気候変動問題は、我々の時代が直面する最大の課題の一つであり、地球規模での取組が求められています。
  • 京都議定書の第一約束期間(2008~2012年)以降の次期枠組み構築に向けて、G8北海道洞爺湖サミット(2008年7月)や COP14(気候変動枠組条約第14回締約国会議、於ポーランド・ポズナン)(同12月)など、気候変動を巡る国際的議論も活発化しています。
  • 交通分野は、世界のCO2排出量の23%を占めており、今後も増加することが見込まれています。
    (→
    世界のCO2排出量
  • 特に、途上国では、急速な経済成長に伴い、交通分野からのCO2排出増加や大気汚染の深刻化が懸念されています。
  • このため、交通分野においても、経済成長と環境保全の両立に向けた取組を国際的に推進することが急務となっています。

大臣会合が目指す成果とその後の取組の方向性

  • MEET大臣会合では、気候変動・大気汚染問題に対する交通分野の将来的な取組の方向性について議論し、大臣宣言を採択する予定です。
  • 我が国としては、この大臣会合を契機として、各国での取組を促進するとともに、国際的な協力・連携の強化を目指しています。
  • 特に、この大臣会合の成果をUNFCCC(国連気候変動枠組条約)等の国際機関に提案し、国際的な議論・検討の加速化を図ることとしています。

開催日程及び場所

招待国(計22か国)

  • G8諸国(日本、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、イギリス、アメリカ)
  • オーストラリア
  • 中国
  • インド
  • 韓国
  • 東南アジア諸国連合(ASEAN)(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)

招待国際機関(計9機関)

  • 東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局
  • 欧州委員会(EC)
  • 国際民間航空機関(ICAO)
  • 国際エネルギー機関(IEA)
  • 国際海事機関(IMO)
  • 国際交通フォーラム(ITF)
  • 国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(UNECE/WP.29)
  • 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局
  • 世界銀行

最終更新日:平成21年02月12日

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