◎ ENGLISH(Anti-piracy operation off the coast of Somalia and in the Gulf of Aden)
ソマリア沖・アデン湾においては、平成17年3月頃より海賊事件の発生が急増しました。同海域は、ヨーロッパとアジアを結ぶ航路の要衝であり、マラッカ・シンガポール海峡と同様に我が国経済や国民生活に必要な物資の安定輸送にとって非常に重要な海域であり、安全航行の確保は我が国にとって大変重要な課題です。
平成21年3月13日、内閣総理大臣に承認を得て、防衛大臣から、海上における警備行動が発令され、同年3月30日から海上自衛隊による護衛活動がアデン湾で開始されました。
平成21年6月には、「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」が成立し、海賊行為を我が国にとっての犯罪行為とし、その処罰規定を設けるとともに、保護対象を我が国のみならず、あらゆる国々に拡大させました。平成21年7月から同法に基づく、護衛が行われています。
国土交通省においては、平成21年1月28日、「海賊対策連絡調整室」を海事局に設置し、船舶運航事業者等からの護衛活動の申請窓口と対象船舶の選定を行っています。引き続き、日本関係船舶の防護に万全を期すとともに、外国船舶に対する国際貢献も果たしていきます。
◎護衛活動に係る手続き等について
◎ベストマネジメントプラクティス(BMP)について
◎海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法について
《実績》
平成21年7月28日から令和7年3月31日までの間に、アデン湾で護衛を受けた船舶(護衛対象船舶)の実績等について取りまとめましたので公表します。
◎海賊対処法に基づき行われた護衛活動の実績(PDF)
(登録事業者・船舶数、護衛隻数、船舶の種類、船舶運航会社の国籍、船籍、乗組員の国籍)
《リンク》
◎海賊対策室(海上保安庁)
◎海賊対処レポート(内閣官房)
◎ソマリア沖・アデン湾における海賊対処(防衛省)
◎海賊問題の現状と我が国の取組(外務省)
◎海賊インフォメーション(日本船主協会)