●昨年度の研究課題
令和3年度の研究課題は以下の通りです。
◆地域の輸送資源を活用した物流ネットワークの最適化に関する調査研究(新規)
地域における物流サービスについて、IoT、AI等を用いて、地域公共交通を含めた輸送資源を有効活用し物流ネットワークの最適化を図ることにより事業者の経営改善を促進し、地域での持続可能な物流サービスの提供を図る方策を検討する。 |
◆インフラシステム海外展開のための関連基準・事業スキーム等の見える化・透明化の推進に係る調査研究(新規)
海外企業及び海外諸国のインフラシステムに関連する諸基準・事業スキーム等に関するノウハウ・事例等の「見える化・透明化」を通じ、関係者間で情報共有・連携を図り、今後のインフラシステム海外展開の戦略的な枠組みを検討する。 |
◆地域産業の活性化に資する輸出力強化に向けた航空貨物輸送の市場実態に関する調査研究
日本発の航空貨物輸送の実態・課題及び世界的な航空貨物輸送の市場や運賃決定の実態 ・ 課題について把握し、我が国からの輸出力強化に資する航空貨物の利用促進施策の方向性を検討する。 |
◆地方都市圏におけるモード横断的な公共交通の財務と運営に関する調査研究
地域公共交通について、コンパクトシティ化による公共施設の維持管理コストの低減、企業等の立地による税収増など、まちづくり全体の観点から地域公共交通の維持を図りつつ、地方財政の健全化、地域経済の活性化の方策を明確化する。 |
◆まち・地域づくりを支えるモビリティの高度化・接続改善等 に関する調査研究
新たな交通サービスや技術活用を踏まえた公共交通を軸とした、まち・地域づくりを支える高度なモビリティ施策のあり方を検討するとともに、高齢者が安心して暮らせるまち・地域を支えるコミュニティベースの新たなしくみを検討
する。 |
◆定住性の観点からみた持続可能な都市機能の評価のあり方 に関する調査研究
都市の様々な要素や特徴とその都市にとっての魅力や人口の定着との関連性を、アンケート調査に基づく個人データと多種多様な空間データを組み合わせることで、定住性という観点から評価する手法を構築する。 |