9月5〜6日/台風14号
台風14号は、大東島地方に接近してから山陰沖に抜けるまで広い暴風域を維持したまま、比較的ゆっくりとした速度で進んだため、長時間にわたって暴風、高波、大雨が続き、九州、中国、四国と北海道地方の61地点(気象庁アメダス)ではこれまでの日雨量の記録を更新した。この台風により、中国地方では太田川、高津川、江の川、錦川、島田川で危険水位を超える出水となり、浸水被害が発生した。中国地方での一般被害は死者4名、負傷者39名、住家全壊9棟、半壊146棟、一部損壊109棟、床上浸水1,678棟、床下浸水2,969棟(消防庁調べ10月6日現在)となった。 |