運輸安全

運輸安全マネジメント総合セミナーについて

 平成28年度より人手不足、運転者の高齢化・健康問題への対策、近年頻発化・激甚化する自然災害への対策、新型インフルエンザ等の感染症対応、テロ対策といった、運輸安全上の脅威に対する運輸事業者の対処ノウハウ向上の為、運輸安全総合セミナーを開催。

令和3年度においては、新型コロナウィルス感染症の感染状況を鑑み、オンライン(Microsoftteams)にて開催いたします。

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開催するセミナー

令和3年度 運輸安全マネジメント総合セミナー

[1]開催日時: 令和4年3月14日(月)10:00~11:30
テ ー マ: バス事業における事故防止と安全管理について―乗合バス事業を中心に―

講    師: 神姫バス株式会社 次世代モビリティ推進室 部長 須和 憲和 氏

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講演 概要:
バス事業者の経営の基本は、安全の維持・向上にある。経営環境の変化や重大事故を契機に新たな法的措置が採られ、事業形態や安全管理体制が変わってきた。1990年代以降、乗合バス事業は需要が減少し、事業者の約7割が赤字経営に陥った。経営再建の面ばかりに目がいき、事故防止と安全の確保のための十分な対策が取られているとは言えない状況にあった。
バス事業の安全管理について、事故の実態を分析し、その背後にある要因について検討する。また、安全教育について考察を深め、運転者教育の新たな試みについても言及する。
 
[2]開催日時: 令和4年3月14日(月)14:00~16:00
テ ー マ: 安全管理と『協調安全』『Safety2.0』

講    師: 公益財団法人鉄道総合技術研究所 企画室 戦略調査 柴田 徹 氏

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講演 概要:
「協調安全」とは、「人間と技術と組織・環境とがお互いの情報を共有し協調,調和して安全を確保する概念」です。
これまで個別に扱われてきたものを繋げる新しい安全として、日本から発信されています。
「協調安全」を実現するための一つの技術的手段が「Safety2.0」であり、「ICTを用いて協調安全を実現する技術」と定義されています。
これら「協調安全」、「Safety2.0」という新しい考え方の概要と安全管理との関係について紹介します。
 
[3]開催日時: 令和4年3月16日(水)10:00~12:00
テ ー マ: 昨今の災害発生状況と安全・安心・快適な事業所作り

講    師: 三和シャッター株式会社 開発部門担当 常務執行役員 吉田 光宏 氏

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講演 概要:
近年、台風等の自然災害は激甚化、頻発化しており、いつどこで災害被害にあってもおかしくない状況にあります。また自然災害以外にも停電や火災といったリスクにも備える必要があります。 一方で環境問題への対応も重要視されており、その両方に対応する取り組みを行う必要があります。 そこで本セミナーでは災害の発生状況の説明と、事業所の防災・減災、そして環境問題に貢献できる建具の技術・製品を説明いたします。

[4]開催日時: 令和4年3月16日(水)14:00~16:00
テ  ー  マ:職業運転者の交通違反・交通事故の要因・傾向と安全への一考察

講    師: 東京交通短期大学 運輸科専任講師 眞中 今日子 氏

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講演 概要:
交通経済学の観点から運転者の交通行動について理解し、一般運転者と職業運転者の違いを整理した上で、職業運転者が交通違反者/事故惹起者になる要因を概説する。また、職業運転者の交通安全(運輸安全)を喚起する具体的な対策を、運転者個人及び経営者側の視点からそれぞれ提案する。加えて、職業運転者の高齢化にも着目し、一般論ではあるが高齢運転者が交通違反者/事故惹起者になる要因についてもあわせて概説する。


[5]開催日時: 令和4年3月17日(木)10:00~12:00
テ  ー  マ:運輸事業者におけるセキュリティの取組

講    師: 日本大学 危機管理学部 危機管理学科 教授 河本 志朗 氏

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講演 概要:
近年、新幹線や首都圏の私鉄の車内において、放火や無差別殺傷事件が続発するなど、公共交通機関におけるセキュリティの取組が課題となっています。セキュリティの取組は、悪意を持った人間による危害を防止するという、従来運輸事業者が取り組んできた運輸安全つまりセーフティの取組とは異なったものであり、対策が困難なものです。そうしたセキュリティの取組を取り巻く現状と課題について考えてみたいと思います。

[6]開催日時: 令和4年3月18日(金)10:00~12:00
テ  ー  マ:警備会社が考える公共交通のセキュリティ向上策

講    師:セントラル警備保障株式会社 取締役常務執行役員営業本部副本部長 阪本 未来子 氏

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講演 概要:
セントラル警備保障株式会社は会社設立以来、半世紀以上に亘りさまざまな警備サービスを提供してきました。公共交通分野においても、昨年の大型国際イベントを契機に、最先端の技術を活用した体制を構築して参りました。今回は、これまでの事例とともに、今後を見据えたセキュリティ対策等についてご紹介します。


※各セミナーにおける講演資料については随時公開をさせていただきます。
 

申込方法について

申込方法
 受講を希望するセミナー毎に下記リンク先、「申込フォーム」に必要事項を入力の上、確認ボタンを押して下さい。入力確認画面が表示されますので、入力内容に間違いが無ければ、送信ボタンを押して下さい。
※但し、受付期間内であっても定員になり次第、締め切りといたします。
 また、申込受付期間以外に送信されましたデータについては、無効とさせて頂き、その旨のご連絡もいたしませんので、ご了承ください。
 申込フォーム受信後、受付を完了した旨の確認メールを送信いたします。確認メールに記載のURLより当日はセミナーにご参加ください。また参加する際には参加企業名及びお名前がわかるよう設定をお願いします。

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※受付期間:令和4年3月2日(水)14:00~3月10日(木)

お問い合わせ先

国土交通省大臣官房 運輸安全監理官室山本(22-054)、笠井(22-065)、岩並(22-081)
電話 :03-5253-8111
直通 :03-5253-8797

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