都市交通調査

■高知都市圏

2.実態調査

実態調査は、本体調査（家庭訪問調査）と家庭訪問調査の付帯調査として公共交通関連調査、また、本体調査を拡大するうえでの補正に使うスクリーンライン調査、空港関連調査が行われた。

（１）本体調査

●高知都市圏における本体調査の調査項目

注：	調査項目は本サイトに掲載の他都市圏で設定された項目も含めている。高知都市圏で設定された調査項目は○印を付与したものである。

（２）付帯調査

（１）公共交通関連調査（「公共交通についてのアンケート調査」）

調査目的

公共交通を活性化させるための問題・課題の把握、さらにどうなれば公共交通を利用するかといった利用者側の意識を探る。

調査方法

家庭訪問調査（訪問配布・訪問回収）

抽出方法

住民基本台帳

調査日時

本体調査と同時に実施

調査対象者

公共交通機関を利用することが可能で、選択の余地があること、また人口の集積地区であるため公共交通機関活性化を行う際の適地である地域の人

調査内容
（調査項目）

・	外出しない理由、外出機会が増える状況
・	歩行時の安全性、安全性について
・	二輪車利用の理由、公共交通の不便なところ、手段の変更可能性とその手段、公共交通機関への変更可能性
・	自動車利用の理由、公共交通の不便なところ、公共交通機関への変更可能性
・	公共交通機関利用の理由、雨の日の手段変更、希望する始発時間、終発時間、公共交通機関相互の乗換え、端末の手段と時間・理由、公共交通手段の満足度、公共交通手段の改善点

（調査票）

（３）補正・補完調査

（１）スクリーンライン調査

調査目的

家庭訪問調査の精度状況を検証

調査日時

平成13年11月23日（木）
12時間調査：7時～19時
24時間調査：7時～翌7時

調査場所

鏡川断面、久万川断面

補正方法等

・	久万川断面での補足率：乗用車は102.2％、貨物は75.7％
・	鏡川断面での補足率：乗用車は105.3％、貨物は79.5％
→	両断面ともに貨物車の補足率が低いことから貨物車を補正対象とする。

→	自家用貨物車の業務目的の補正係数は、久万川断面において乗用、貨物車の合計で100％となるように設定
○以上から、補正係数を検討・・・補正係数＝1.68

（２）空港関連調査

調査目的	高知空港に関する域外居住者の動きの把握
調査方法	アンケート票配布、後日返送
調査日時	平成9年10月21日（火）午前8時～午後20時
調査対象者	高知空港到着客
調査内容	旅行目的、出発地、最初の目的地、端末交通手段、次の目的地、最終目的地

（空港関連調査の調査票）