第2節 時代に合った構造的な地域づくり

第2節 時代に合った構造的な地域づくり

第2節では、時代に合った構造的な地域づくりとして、「国土のグランドデザイン2050」の基本コンセプトである「コンパクト+ネットワーク」の効果、取組事例の紹介等を通じ、本格的な人口減少社会における国土・地域づくりの方向性について考察する。
 まず、「1.コンパクト+ネットワーク」において、背景にある現状と課題や「コンパクト+ネットワーク」の概念を紹介した上で、その効果について、「生活利便性・ライフスタイル」、「経済」、「行政」、「環境」の各分野において定量的に紹介するとともに、地域経済循環に与える好影響について整理する。
 そして、「2.コンパクト+ネットワークの事例」において、地域特性別の「コンパクト+ネットワーク」として、コンパクトシティ、小さな拠点の事例や連携中枢都市圏の形成に向けて取り組んでいる事例等を紹介する。
 最後に、「3.対流促進型国土の形成に向けて」において、「コンパクト+ネットワーク」により、ヒト、モノ等の流れが促進され、地域の活力や魅力の向上につながっていると考えられる事例等の紹介を通じ、対流促進型国土の形成に向け、地域構造(ストラクチャー)面での考え方として「コンパクト+ネットワーク」が重要である旨を述べる。


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