ICカード(Integrated Circuit:集積回路)は、カード自体でデータ処理が可能であること、既存の磁気カードと比較して、セキュリティが高く、記憶容量も大きいことなどから、今後の有望な情報記憶媒体と考えられており、様々な分野でその活用が試みられている。
運輸分野では、鉄道、バス等の乗車券について、非接触(電波による情報のやりとり)タイプのICカードを活用したシステムの開発に強い期待が寄せられていることから、次世代の乗車券として異なる鉄道やバス間で共通利用できるとともに物販にも利用できる「汎用電子乗車券」の開発を推進している(P.131参照)。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |