新型コロナウイルス感染症の拡大や2050年カーボンニュートラルに向けた国の政策展開、さらにはウクライナ情勢等を背景とした食料安全保障問題の顕在化等、我が国を取り巻く状況の変化を受け、令和6年3月12日に第9期北海道総合開発計画が閣議決定されました。
第9期北海道総合開発計画
計画の概要
閣議決定文
この計画では、下記の2つの目標を掲げています。これらの目標を達成するため、官民の垣根を越えた共創により、食料供給力、観光資源、脱炭素化に関するポテンシャル等、他で代替できない北海道の価値の最大化を図るとともに、経済安全保障に貢献する先端産業拠点の形成や、デジタル技術の活用による生産空間の維持・発展、世界を見据えた人流・物流ネットワークの形成等の施策を推進することとしています。
(計画の目標)
1 我が国の豊かな暮らしを支える北海道~食料安全保障、観光立国、ゼロカーボン北海道
2 北海道の価値を生み出す北海道型地域構造~生産空間の維持・発展と強靱な国土づくり
(計画の期間)
2024年度からおおむね10年間
(調査審議の経緯)
北海道開発分科会についてはこちら
北海道開発分科会計画部会についてはこちら
↑北海道開発局における取組はこちら
令和6年4月24日、札幌市内において、計画実現に向けたキックオフミーティングを開催し、道内において様々な分野で活躍されている方々に北海道の未来についてご議論いただきました。当日は、会場約250名、オンライン約450名にご参加いただき大盛況となりました。