クルマの異常を連ラクダ！
運送事業者及び使用者の皆様へ
雪道での立ち往生に注意！
‐大型車の冬用タイヤとチェーンについて‐
- 道路で大型車が立ち往生すると、深刻な交通渋滞や通行止めを引き起こします。
- 積雪・凍結路では、必ず適切な冬用タイヤを装着するとともに、チェーンの携行・早めの装着を心掛けてください。
- 交通渋滞等を引き起こした運送事業者等には監査を行い、講じた措置が不十分と判断されれば処分の対象となります。
冬用タイヤの選び方
- オールシーズンタイヤは、ちらつく程度の降雪で路面と一部接触可能な積雪状況を想定したタイヤです。
- 路面を覆うほどの過酷な積雪路・凍結路においては、スタッドレス表記(国内表記)又はスノーフレークマーク(国際表記)が表示されている冬用タイヤを全車輪に装着してください。
冬用タイヤの使用限度
- 溝深さが50%以上残っていることを「プラットホーム」で確認しましょう。（一部海外メーカー品は除く）
チェーンの効果
- チェーンを駆動輪に装着すると、冬用タイヤより積雪・凍結路での発進・登坂性能が向上します。
- チェーンのサイズや絞め方が不適切な場合、タイヤとの間で滑りが生じ効果が得られません。
チェーンの携行・装着
- 大雪警報が発表されるなど相当量の積雪が見込まれる場合等にはチェーンを携行してください。
- 降雪時には、立ち往生する前に早めのチェーン装着を心掛けましょう。立ち往生した後の装着は極めて困難です。
性能限界
- 冬用タイヤ及びチェーンのいずれも性能限界があり、万能ではありません。例えば、車両のバンパーに接触するような新雪の深い積雪路では走行困難です。
- 運行前に道路・気象情報を確認し、運行の可否や経路を検討してください。
立ち往生が発生しやすい車両
- 以下の特徴を持つ車両は、積雪路等において特に立ち往生が発生しやすい傾向にあるので注意が必要です。
配布資料
- 雪道での立ち往生に注意！‐大型車の冬用タイヤとチェーンについて‐【PDF：717KB】
掲載日2021/2/22