総合政策

よくあるご質問

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  Q01 調査方法の説明をみると、各都道府県、統計調査員を経由して調査を行ったと記載されていますが、具体的には、どのように調査が行われていますか?
       Q02 集計表が都道府県から提出されない場合はどのような処理になりますか?
       Q03 集計表の一部の回答がなかった場合、過去の情報から回答を補ったりするのですか?
       Q04 提出された集計結果に、桁数を間違えて入力してしまっていた場合、実態とは異なる数値になってしまいませんか?
       Q05 調査票の質問の内容を誤って認識したまま回答するなどして、提出された調査票の数値が実態と異なっていても、その異なる幅が小さいなどの場合に、気づかれずにそのまま集計されることはないのですか?
       Q06 オンラインによる調査票の提出はありますか?
       Q07 港湾調査以外で、港湾関係の統計調査はありますか?
また、港湾以外での物流について知りたいです。



 
 
    Q01 調査方法の説明をみると、各都道府県、統計調査員を経由して調査を行ったと記載されていますが、具体的には、どのように調査が行われていますか?
    国土交通大臣より、港湾調査に関する事務の一部を「第一号法定受託事務」として、都道府県知事に委任しています。
調査票の配布、記入案内、回収、整理、確認については、
都道府県知事の指揮監督を受けた統計調査員(港湾調査規則第十一条によって置かれ、
調査票の配布及び取集め、その他調査に関する事務に従事する)によって行われ、
各港湾ごとに調査票を集計し、最終的に各港湾ごとに集計表の形で国土交通省に提出されます。
    Q02 集計表が都道府県から提出されない場合はどのような処理になりますか?
    集計表提出期限までに提出のなかった都道府県には、当省職員から電話にて督促を行っています。
何らかの理由で報告者からの調査票回収が遅れていて、集計が出来ない場合は、
各都道府県の統計調査員を通じて、報告者に督促を行います。
なお、港湾調査は全数調査であるため、最終的には全港湾から集計表を回収します。
    Q03 集計表の一部の回答がなかった場合、過去の情報から回答を補ったりするのですか?
    港湾調査の集計では、回答がない部分について各都道府県に確認し、回答を提出してもらいます。過去の情報から補完することはありません。
    Q04 提出された集計結果に、桁数を間違えて入力してしまっていた場合、実態とは異なる数値になってしまいませんか?
    国土交通省では、各都道府県から集計表が提出された後、港別に仮集計を行います。
この仮集計により、各港湾ごとに前月比及び前年同月比等を確認し、
過去の傾向と大きな乖離がある港については、各都道府県に疑義照会を行い、確認しています。
    Q05 調査票の質問の内容を誤って認識したまま回答するなどして、提出された調査票の数値が実態と異なっていても、その異なる幅が小さいなどの場合に、気づかれずに疑義照会されずにそのまま集計されることはないのですか。
    統計調査の結果には、必ず何らかの誤差が生ずることは避けられません。
港湾調査は全数調査ですが、例えば誤回答や、回答者が質問の内容を取り違えたりして、
誤差が発生する場合もあり、これを「非標本誤差」といいます。
非標本誤差には、調査を行う段階で発生する様々なものがあります。
詳細については、以下の説明をご参照ください。


・回答をしなかったことにより生ずる「非回答誤差」
 調査では、集計対象となる調査項目についてはすべて回答してもらうのが原則ですが、対象者のミスや回答しづらいもの、あるいは意図的に回答を拒否するものなどがあり、必ずしも調査項目がすべて回答されているわけではありません。
 このような回答漏れによる誤差を「非回答誤差」といい、事前の調査票の工夫や記入要領による丁寧な説明など、また提出後には非回答部分の電話による照会などの方法で、できるだけ減らすように努めなければなりません。
 港湾調査では、非回答を減らすために、港湾調査の目的等について説明したリーフレットを配布(年1回)し、また報告者の方に調査にご協力いただけるよう、各都道府県の統計調査員を通じて調査の説明や調査票の回収等を行っています。

・集計の際の誤りによる「データ処理による誤差」
 非標本誤差のうち、調査票の回答内容を電子化して、これらを集計するまでの段階で発生する「データ処理による誤差」があります。 このうち代表的な誤差は、データを電子化(入力)する際に入力する人間が介在するため、この段階で入力ミスなどのヒューマンエラーが発生する可能性があります。 港湾調査では、提出された調査票の内容検査終了後、調査票情報の電子化作業は外部委託しており、データエントリー作業ではベリファイ方式でのデータ入力を実施しています。また、集計システム上においてデータのエラーチェック(数値の論理チェック等)を実施するなど、データ処理の正確性に努めています。

・調査員や委託先の質、調査票のデザイン、回答者のミスなどによる「測定誤差」
 もともと測定誤差とは、自然科学の分野で、ものの大きさや重さなどを測定する際に発生する誤差のことで、その原因は測定機器の不完全さ、測定者の能力による違い、測定条件の変動などによるものです。
 調査の分野でも、測定機器に相当する調査票のデザインや言葉遣いによって回答者が質問を誤解したり懸念したりして事実と異なる記入をした場合の誤差、測定者である調査員の面接の拙さや委託先の質による誤差、測定条件である調査方法(郵送調査か調査員調査かなど)による誤差など様々な測定誤差があります。 港湾調査では、統計調査員による説明や、調査票作成要領等の充実を行い、これらの測定誤差をできるだけ減らすよう努めています。

・港湾調査におけるカバレッジ誤差について
 一般的に統計調査では調べる対象となる「母集団」(これを「目標母集団」といいます。)があり、全数調査の場合は、この母集団に相当する名簿(これを「枠母集団」といいます。)に対して調査を行いますが、目標母集団と枠母集団が必ずしも一致しているとは限らず、それによって誤差が生じる可能性があります。これを「カバレッジ誤差」といいます。
 港湾調査では、港湾調査規則第3条別表において調査対象となる港湾を指定し目標母集団としています。また、実際の調査についても調査規則にて指定したすべての港湾を調査・回収しています。そのため、「母集団」と母集団に相当する名簿が一致しているため、カバレッジ誤差は発生しません。
    Q06 オンラインによる調査票の提出はありますか?
    港湾調査では、オンラインによる調査票の提出も受け付けています。
また、オンラインによる回答率は、甲種港湾が44.5%、乙種港湾が11.8%、全体で33.4%です(平成28年度調べ)。
    Q07 港湾調査以外で、港湾関係の統計調査はありますか。
また、港湾以外での物流についても知りたいです。
    次の内容を知りたい場合は、以下の表を参考にしてください。
 
知りたい内容 調査名等
港湾調査以外の港湾関係の統計調査について知りたい 全国輸出入コンテナ貨物流動調査(国土交通省)
ユニットロード貨物流動調査(国土交通省)
バルク貨物流動調査(国土交通省)
内航船舶の貨物輸送を知りたい 内航船舶輸送統計調査(国土交通省)
港湾以外の物流等について知りたい 自動車輸送統計調査(国土交通省)
 →国内で輸送活動を行う自動車を対象に、輸送量・走行量を調査しています。

鉄道輸送統計調査(国土交通省)
 →鉄道、軌道及び索道の輸送実態について調査しています。

航空輸送統計調査(国土交通省)
 →航空運送事業及び航空機使用事業の実態について調査しています。

 

お問い合わせ先

国土交通省 総合政策局 情報政策課 交通経済統計調査室
電話 :03-5253-8111(内線28-744,28-745)
直通 :03-5253-8348
ファックス :03-5253-1567

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