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 2005年の我が国のクルーズ等の動向について
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平成18年6月8日
<問い合わせ先>
海事局外航課
(内線43312、43367)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

  1. 我が国のクルーズ人口について
     2005年の我が国のクルーズ人口*1は、約15万6千人(対前年比2.4%減)で、この内、外航クルーズ乗客数は約7万8千人(同6.3%増)、内航クルーズ乗客数は約7万8千人(同9.7%減)であった(図表−1参照)。

  2. 外航クルーズの動向について
     2005年の外航クルーズ乗客数は、2004年に比べ、微増傾向が見られた。日本船社が運航する日本籍外航クルーズ船については、利用者数は約1万7千人と前年に比べ約7%増加し、エリア別ではアジア地域へのクルーズが全体の約70%を占めた。また、外国船社運航船(日本船社支配外国船を含む。)についても、利用者数は約6万1千人と6%増加した(図表−1及び図表−6参照)。
     フライ&クルーズと日本発着クルーズを合わせた外航クルーズ全体の人泊数では、4泊〜13泊の利用者が3%増加し、2泊〜3泊のショートクルーズの利用者も2004年に比べ83%増加(シェアは昨年の22.1%から38.1%に上昇)したものの、いわゆるワンナイトクルーズの利用客が、2004年の3分の1にまで落ち込んだ結果、人泊数は約62万7千人・泊、平均泊数8.0泊と昨年より減少した。しかし、2泊〜3泊のクルーズが大幅に増加したことは、短期間で気軽にクルーズを楽しみたい利用客が増加してきているものと考えられる(図表−4参照)。
     目的別に見ると、外航クルーズにおいては、レジャー目的の利用者が93.8%と前年に引き続き90%を超えており、一方、団体旅行による利用者は1.0%と前年に引き続き低い傾向からも、団体旅行から個人旅行へシフトする傾向は依然として続いている(図表−2参照)。

  3. 国内クルーズの動向について
     2005年の内航クルーズ乗客数は、約7万8千人であり、昨年よりも9.7%減少した(図表−1参照)。理由としては、天候不順によるクルーズの中止等が挙げられる。
     泊数別の割合としては、1泊が全体の45%のシェアを占めており、1〜3泊以下では全体の82.7%を占めている(図表−5参照)。
     また、日本の内航クルーズの人泊数については、約17万6千人・泊で、平均泊数は2.2泊で前年に比べわずかに減少している。しかし、ワンナイトクルーズの利用客数は増加の傾向を見せており、クルーズ人口の裾野が着実に拡大しているものと思われる(図表−5−2参照)。
     目的別では、レジャーが72.3%を占めており、そのうちワンナイトによる利用が34.6%と前年に比べ増加傾向にある(図表−3参照)。

  4. 外航旅客定期航路について
     日本発着の外航旅客定期航路(平成18年3月末現在15社12航路が運航。別紙2参照)を利用した日本人客数は、約38万人と前年に比べ17%減少し、特に日韓航路が36万5千人と、2004年よりも17%減少した(図表−7参照)。

この資料は、1986年以来毎年我が国のクルーズ等*2の動向について統計的にまとめているものである。

*1クルーズ人口:
 外航クルーズと内航クルーズを合わせた日本人乗客数。船内1泊以上を対象とし、日帰りクルーズは除く。内航クルーズ乗客数は、日本籍外航クルーズ船による内航クルーズの乗客数に 97年より内航フェリーによるクルーズの乗客数を含めている。

*2調査方法:
 我が国クルーズ船社、外航クルーズ船社代理店、クルーズを含む海外旅行を取り扱う旅行会社及び内航旅客船事業者(計150社)を対象としてアンケート調査(回答数136社、回答率約 91%)を行った。なお、2005年調査対象数は、2004年調査対象数より14社追加を行っている。


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