世界の国会等の移転
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ベルリン (ドイツ)
人口：347万人
面積：889平方km
経緯：
ベルリンは、中世よりドイツの首都として栄えていたが、第二次世界大戦後東西に分割され、西ドイツの首都は暫定的にボンに移った。
1990年ドイツ統一条約が締結され、ベルリンが統一されたドイツの首都となることが決定された。1991年には、連邦議会、行政機関の所在地について、連邦議会、首相府をはじめベルリンに移転する政府機能と、ボンに残留または移転する政府機能が閣議決定された。1999年には新連邦議会議事堂が完成し、第一回議会が開催された。
戦後の冷戦は東西ベルリンの境界を閉鎖し、「ベルリンの壁」をつくった。2つのベルリンは相互に競い合って中心部を整備し、2つの都市核をもつに至ったが、丁度その間に位置する壁の周辺地域は都市内の辺境として土地利用がなされず放置された。
ドイツ統一後の首都ベルリンの政治・行政機能を配置するシュプレーボーゲン地区や、新たな業務・商業中心とするポツダム広場地区はこの放置された壁周辺地域に位置する。