このような大規模の噴火であっても、甚大な被害を発生させる1m程度の堆積範囲は局在化している。約9〜11万年前に大規模噴火したときに発生した御嶽On-Pm1火山灰の等層厚線図を見ても、御嶽山から南東方向に約100kmの範囲にとどまっている。
(御嶽On-Pm1、約9-11万年前、降下火砕物2×1010m3(総噴出量5×1010m3)) (出典 「火山灰アトラス」)
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