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7 まとめと今後の課題

(1)土地の円滑な取得の可能性については、土地取得に関連する土地対策等が整理され、新都市のマスタープランや環境アセスメント、さらにはその地域に対する対策・諸条件が示され、地域のきめ細かな意向が確認されない限りは、最終的には断定することが困難と考えられる。

(2)ここでは、最初に土地の円滑な取得の可能性がどのような要素から構成されるか、その構造を明らかにし、どのような要素について客観的把握が可能かを明確化した。

(3)その上で、a)現段階においては、把握が困難な要素があることから各地域(府県)について網羅的な評価を行なうことは困難であること、b)しかしながら、把握が可能な要素について見ても相対的に土地の円滑な取得の可能性において特性の違いがあること−等を明らかにし、各府県別にその特性を把握した。

(4)しかし、府県によってはここで使用した客観的情報以外にも、土地の円滑な取得が可能と判断し得る情報がある可能性もあり、今後、このような情報が提供される場合には、積極的にこの調査結果への反映を図る必要があることは言うまでもない。

(5)現在のところ未確定である新都市の圏域についても、第2タームにおける各調査の整理により、ある程度その範囲が浮かび上がってくれば、必要に応じ、この範囲をもとに改めての再整理(評価・類型化等)に努める必要がある。

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